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エプソンダイレクトとデル、Celeron-1.0/1.1GHz搭載パソコンを発売

2001年09月03日 19時00分更新

文● 編集部

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インテル(株)は3日、バリューデスクトップ向けCPU『Celeron プロセッサ』950MHz/1.0/1.1GHz版を発表した。これを受けて、エプソンダイレクト(株)とデルコンピュータ(株)が同日、搭載パソコンを発表した。また、ASCII24編集部が独自に調査した、各パソコンメーカーのリリース予定もあわせて掲載する。

エプソンダイレクト

エプソンダイレクトは、デスクトップパソコン“Endeavor PCシリーズ”の『同 AT-800C』、『同 MT-4500』、『同 PT-2100』に、Celeron-950MHz、および1.0/1.1GHzを搭載した。いずれもB.T.Oに対応しカスタマイズが可能。受注センター(TEL.0120-545-101)とインターネット販売“オンラインB.T.O”を通じ受注を開始した。

『Endeavor AT-800』
『Endeavor AT-800』

『Endeavor AT-800』の仕様の一例を挙げると、Intel 810Eチップセット(ビデオメモリーはメインメモリーと共有。最大11MBを使用)、128MBのSDRAMメモリー(PC133対応、ただしCeleronの場合はPC100で動作)、20GBのHDD(UltraATA/66)、FDD、最大48倍速CD-ROMドライブ、10/100BASE-TX対応LANインターフェース、OSはWindows Me。本体サイズは幅290×奥行き367×高さ107mmで、重量は約6.2kg、最大消費電力は80W。価格は、Celeron-950MHzの場合7万円、1.0GHzの場合7万3000円、1.1GHzの場合7万6000円となる。

『Endeavor MT-4500』
『Endeavor MT-4500』

『Endeavor MT-4500』の仕様の一例を挙げると、Intel 815Eチップセットで、ビデオメモリー(ビデオメモリーはメインメモリーと共有。最大11MBを使用。ただしビデオボード使用の場合はビデオボードによる)、128MBのSDRAMメモリー(PC133対応、ただしCeleronの場合はPC100で動作)、20GBのHDD(UltraATA/100)、FDD、最大48倍速CD-ROM、10/100BASE-TX対応LANインターフェース、OSはWindows Me。本体サイズは幅170×奥行き345×高さ357mmで、重量は約9kg。最大消費電力は230W。価格は、Celeron-950MHzの場合7万2000円、1.0GHzの場合7万5000円、1.1GHzのとき7万8000円となる。

『Endeavor PT-2100』
『Endeavor PT-2100』

また、15インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット、約1677万色)との一体型モデルである『Endeavor PT-2100』の仕様の一例を挙げると、SiS630Sチップセット(ビデオメモリーはメインメモリーと共有。最大11MBを使用)、128MBのSDRAMメモリー(PC133対応、ただしCeleronの場合はPC100で動作)、20GBのHDD(Ultra ATA/100対応)、FDD、最大24倍速のCD-ROMドライブなどで、OSはWindows Me。本体サイズは幅369×奥行き175×高さ384mm、重量は約7.9kg。最大消費電力は100W。価格は、Celeron-950MHzの場合13万6000円、1.0GHzの場合13万9000円となる。1.1GHzは選択できない。

デルコンピュータ

デルコンピュータでは、デスクトップパソコン『Dimension 2100』および『Dimention4200』にCeleron-1.0/1.1GHzを搭載した。同製品は、同社の“コンシューマーセールス本部”(TEL.044-556-6190)、インターネット直販店、および全国の量販店で展開中の展示スペース“Dell Real Site(デル・リアル・サイト)”にて、販売を開始した。B.T.Oが可能となっている。

『Dimension 2100』
『Dimension 2100』

『Dimension 2100』の主な仕様は、Celeron-1.0GHzを搭載し、Intel 810チップセット(ビデオメモリーはメインメモリーと共有。最大11MBを使用)、128MBのSDRAMメモリー(PC133対応、ただしCeleronの場合はPC100で動作)、20GBのHDD(Ultra ATA/66)、最大48倍速のCD-ROMドライブ、15インチCRTディスプレー。OSはWindows Me。本体サイズは幅168×奥行き390×高さ340mm、重量は9.9kg以上。価格は8万8300円となっている。なお、Celeron-1.1GHzは選択できない。

『Dimension 4200』
『Dimension 4200』

『Dimension 4200』の主な仕様は、Celeron-1.1GHzを搭載し、Intel 815Eチップセット(ビデオメモリーはメインメモリーと共有。最大11MBを使用)、128MBのSDRAMメモリー(PC133対応、ただしCeleronの場合はPC100で動作)、20GBのHDD(Ultra ATA/100)、最大48倍速のCD-ROMドライブ、ビデオカードに米NVIDIA社のGeForce 2 MX(ビデオメモリー32MB)、 15インチCRTディスプレー、OSはWindows Me。本体サイズは幅181×奥行き425×高さ447mm、重量は12.7kg以上。価格は10万9800円。Celeron-1.0GHzを搭載した場合は、10万5800円。

各メーカーの、Celeronへの対応

ASCII24編集部では、今回のCeleron-1.0/1.1GHzの発表にあたって、パソコンメーカー各社に、対応機種の予定について独自に調査した。

それによると、日本ヒューレット・パッカード(株)が「来月ごろ発表の予定」、コンパックコンピュータ(株)、日本アイ・ビー・エム(株)が「考えてはいるが時期は未定」ということだった。また、日本電気(株)、(株)日立製作所、ソニー(株)、(株)ソーテック、富士通(株)、(株)東芝の各社は、「現時点で予定はない」または「考えていない」とのことであった。

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