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NTTサテライト、ブロードバンド衛星通信サービス“Mega Wave Pro-Mobile”の試験サービスを開始

2001年08月30日 20時47分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・サテライトコミュニケーションズ(株)は30日、同社が提供する衛星イントラネットサービス“Mega Wave Pro”を利用した、移動体ブロードバンド衛星通信サービス“Mega Wave Pro-Mobile(メガウェーブプロモバイル)”(仮称)の試験サービスと、衛星自動追尾アンテナの予約販売を、9月に開始すると発表した。

同サービスは、NTT研究所が開発したCSの自動追尾アンテナと、NTTサテライトの“Mega Wave Pro”を組み合わせたシステム。アンテナを電車や船舶、バスなどの移動体に設置することによって、移動中、あるいは移動先でもCS放送の受信や、下り最大1.5Mbpsのブロードバンドインターネット接続が可能となるというもの。

自動追尾アンテナは、ドーム外径が約1mで、内部に高さ35cmの平面アンテナと、移動速度や方向を測定するセンサーを内蔵しており、移動中に平面アンテナの角度調整を行なうため、衛星からの電波を常時受信できるという。通信衛星には“JCSAT”あるいは“N-STAR”(※1)を利用。また、インターネットの上り回線には、(株)エヌ・ティ・ティドコモが提供するパケットサービス“DoPa”を利用する。

同社はこのサービスを、大型船舶や新幹線への搭載、自治体向けの“移動IT講習車”、広告代理店のイベント用車両などでの利用を見込んでいる。また、動画などの大容量コンテンツの受信も可能であるため、気象情報、交通情報など、安全管理、運行管理に関連するコンテンツの需要も見込んでいるという。初年度の販売目標台数は500台。

“Mega Wave Pro-Mobile”(仮称)の構成例
“Mega Wave Pro-Mobile”(仮称)の構成例
※1 “JCSAT”は、日本サテライトシステム(株)の通信衛星の総称。N-STARは、NTTの通信衛星

NTTサテライトでは、“Mega Wave Pro-Mobile”の試験利用ユーザーを募集し、9月に同サービスの試験提供を開始する。本格的なサービスは2002年の4月に開始する予定だという。

本格サービスの利用料は、インターネット接続料込みで月額10万円(1GBまで)。CS自動追尾アンテナは、リースの場合約10万円程度になる見込み。なお、取り付けには2ヵ月程度の期間と別途取り付け費用が必要となるという。

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