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米インテル、『Pentium 4 Processor』2.0GHz版を発表

2001年08月28日 11時52分更新

文● 編集部 佐々木千之

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米インテル社は27日(米国時間)、カリフォルニア州サンノゼのホテルで記者発表会を開催し、『Pentium 4 Processor』に最高速となる2.0GHz版を発表した。1000個ロット時の価格は562ドル(約6万7300円)。同時に1.9GHz版も発表した。価格は375ドル(約4万4900円)。

『Pentium 4 Processor』(μPGA478パッケージ)
『Pentium 4 Processor』(μPGA478パッケージ)

米インテルは27日~30日に、恒例の開発者向けイベント“Intel Developer Forum Fall 2001”を開催するが、その皮切りとしての発表となった。

Pentium 4-2.0/1.9GHzは、これまで同様に0.18μmプロセス技術で製造されるが、パッケージは従来の423ピンの“PGA423”と呼ぶ形状のもののほかに、サイズが小さくなってピン数は478ピンに増えた“μPGA(マイクロピージーエー)478”という小型のパッケージも用意した。インテルでは、今後登場予定の0.13μmプロセス技術によるPentium 4も含めて、Pentium 4のパッケージはμPGA478に統一する方向だが、顧客からの要求がある限りPGA423でも供給するとしている。なお、1.5~1.80GHzのPentium 4においてもμPGA478パッケージを提供する。

Pentium 4のチップセットとしては2000年10月のPentium 4発表時に同時リリースした、RDRAM(Rambus DRAM)をサポートする『Intel 850チップセット』があるが、インテルはPentium 4-2.0GHzのリリース中でSDRAMをサポートする『Intel 845チップセット』を発表する予定としている。Intel 845チップセットとPentium 4を組み合わせることで、ビジネス用途のメインストリームPC向けに低価格のシステムを提供するとしている。Intel 845チップセットを搭載したマザーボードは、22日頃から秋葉原のパソコンショップで販売されており、正式リリースも間近いと予想される。

また、インテルは26日付でPentium 4およびPentium 4と同じコアを使うワークステーション用の『Xeon』プロセッサーの価格改定を行ない、最大の引き下げ幅となったPentium 4-1.8GHzでは562ドル(約6万7300円)から半額以下の256ドル(約3万700円)へと54%もの引き下げが行なわれた。

世界的な景気後退に伴うパソコンの販売不振が伝えられる中で、インテルは高速版Pentium 4を投入するとともに価格を下げ、RDRAMよりも安価なSDRAMを利用可能なIntel 845チップセットを投入することで、Pentium IIIからPentium 4への買い換え需要をさらに促し、年末に販売されるデスクトップPCのプロセッサーの大部分をPentium 4にする計画だ。対する米AMD社は9月に新しいコアの『Athlon』を投入予定で、クロックも年末までには1.7GHzに引き上げるとしており、最も需要の大きいメインストリームPC市場で、激しい戦いが繰り広げられることになる。

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