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パーソナルメディア、米軍、国防総省の規格に準拠のデータ抹消ソフト強化版を発売

2001年08月27日 18時17分更新

文● 編集部

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パーソナルメディア(株)は27日、パソコンのハードディスク上のデータを完全に抹消するソフト『ディスクシュレッダー』の機能強化版として、米国防総省/陸軍/海軍/空軍やグートマン氏などが推奨するさまざまな消去方式を追加した『ディスクシュレッダー・スーパー』を、9月18日に発売すると発表した。価格は6万円で、同社のウェブサイトを通じて販売する。

『ディスクシュレッダー・スーパー』の起動画面
『ディスクシュレッダー・スーパー』の起動画面

『ディスクシュレッダー』は、リサイクルや廃棄の際に、パソコンのハードディスクに、特殊なデータを書き込むことで、過去に記録されたデータの痕跡を抹消し、パソコン内に記録されていたデータの流出を防ぐソフト。強化版『ディスクシュレッダー・スーパー』は、ハードディスクを分解してアナログ的な残留磁気を読みとるといった、特殊な分析が行なわれる場合を想定しており、米軍や米国防総省の規格に準拠した消去やグートマン方式での消去を行ないたい場合などに適している。

提供媒体はフロッピーディスク。OSに依存せず、OSやファイルが壊れて起動できなくなっているパソコンのハードディスクも処理できる。対象パソコンはPC/AT互換機と『PC98-NXシリーズ』。対象ハードディスクはIDEとEIDE(ATA)タイプで、SCSI接続や特殊IDEアダプター接続のハードディスクには対応していない。処理速度は、1秒あたり1.5~10MB程度(1回書き込み消去時)。

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