(株)メルコは23日、同社の“BUFFALO”ブランドから、最大で9.2Mbpsのスループットを実現するブロードバンドルーター『BLR2-TX4』やADSL用フィルター兼スプリッター、512MBのDIMM、80GBのSCSI/USB両用HDDなどを発表した。
 | 『BLR2-TX4』 |
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『BLR2-TX4』は、Yahoo! BBなどの高速なADSLに対応したブロードバンドルーター。従来機種の『BLR-TX4』が、クロック周波数80MHzのSH-3プロセッサーを使用していたのに対し、今回の『BLR2-TX4』はクロック周波数を133MHzに引き上げたため、9.2Mbpsのスループットが出せるようになったという。また、無線LANカード『WLI-PCM-L11G』を搭載すれば、無線ルーターとして使用できる。
WAN側には10BASE-T×1ポート、LAN側には10BASE-T/100BASE-TX×4ポート(スイッチングHub機能搭載)を実装。静的IPマスカレード機能、パケットフィルタリング機能、DHCPサーバー/クライアント機能などを実装し、PPPoEに対応する。また、ストレートケーブルとクロスケーブルを自動認識する“AUTO-MDIX”機能も搭載する。本体サイズは幅205×奥行き76×高さ170mmで、重さは約490g。9月下旬に出荷を開始し、価格は1万7800円。
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| 『IGM-FSC』 |
『IGM-FSC』は、細長い本体の両端にRJ-11コネクターを装備する、ADSL用のノイズフィルター兼スプリッター。フィルターとしてモジュラージャックと電話の間に設置、またはスプリッターとして同梱の分配コネクターと電話の間に設置して使用する。フィルターとしての使用時には、同社によると約97％のノイズを除去することができるという。対応機器はAnnexC対応のADSLモデム。製品は本体と分配コネクター、ケーブルなどで構成する。
本体サイズは幅95×奥行き22×高さ22mmで、重さは約36g。9月中旬に出荷を開始し、価格は1800円。
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| 『VS133-512M』 |
『VS133-512M』は512MBのSDRAM。形状は168ピンのDIMMで、PC133 CL=3に対応する。『大容量メモリ設定ユーティリティー』を添付し、これまで512MBまでしかメモリーを認識できなかったWindows 98/Meでも、512MB以上の使用を可能にする。9月上旬に出荷を開始し、価格は1万9800円。また、特に『VAIO』について動作確認をしたVAIO向けメモリー『VA-V133-512M』も同時に発売する。価格や仕様などは『VS133-512M』と同じ。
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| 『VA-N133シリーズ』 |
『VA-N133シリーズ』は、ソニー(株)のノートパソコン『VAIOノート』の専用メモリー。PC133 CL=3対応のS.O.DIMMで、64MB、128MB、256MBの3種類の容量の製品を提供する。8月下旬に出荷を開始し、価格は64MBの『VA-N133-64M』が5000円、128MBの『VA-N133-128M』が6800円、256MBの『VA-N133-256M』が9800円となっている。
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| 『DSU-GT80GH』 |
また、SCSI＆USB1.1に対応する『Hybrid D3』シリーズに、80GBのHDD『DSU-GT80GH』を追加した。インターフェースはUltraSCSI(転送速度毎秒20MB)およびUSB1.1(転送速度毎秒12MB)を装備する。ただし、両方同時での使用は行なえない。シークタイムは11ミリ秒で、セクターサイズは512B。対応機種は、USB接続ではPC98-NXおよびPC/AT互換機、Macintoshなど、SCSI接続では、それに加えてPC-9801/9821シリーズもサポートする。対応OSは、USB接続ではWindows 98/Me/2000およびMac OS 8.6/9.0.4/9.1で、SCSI接続の場合はMS-DOS6.2、Windows 3.1/95/98/NT 3.51/NT 4.0/2000、Mac OS 7.6～9.1で、両接続ともWindows XPに対応する予定。
本体サイズは幅44×奥行き216×高さ120mmで、重さは約1000g、消費連力は17W以下となっている。9月上旬出荷予定で、価格は3万9500円。
また、8月2日に発表したUSB2.0に対応した外付け型のMOドライブ『MOU2-P640R』の価格を3万3500円から2万8800円に改定することも、同日合わせて発表した。
