パイオニア(株)は23日、CD-R/RWのほか、DVD-RとDVD-RWに対応したパソコン用DVD-R/RWドライブとして、民生用の内蔵タイプ『DVR-A03-J』と業務用の外付けタイプ『DVR-S303』の2製品を9月末に発売すると発表した。価格はオープン。
『DVR-A03-J』 |
『DVR-A03-J』は、DVD-R(For General Ver.2.0)メディアの書き込みとDVD-RW(Ver.1.1)メディアの書き換えに対応した光ディスクドライブ。CD-R/RWにも対応する。書き込み/読み出しの速度は、DVD-Rの書き込みが2倍速、DVD-RWの書き込みが1倍速、CD-Rの書き込みが8倍速、CD-RWの書き込みが4倍速、DVD-ROMの読み出しが4倍速(1層)/2倍速(2層)、CD-ROMの読み出しが24倍速となっている。記録用のパッファーメモリーは2MBを搭載する(再生時は512KB)。インターフェースはATAPI。本体サイズは幅148×奥行き207.5×高さ42.3mm、重量は1.1kg。同社はOEM向けにDVD-R/RWドライブを出荷しており、このモデルは自社ブランドとして投入する国内初のDVD-R/RWドライブになるという。
『DVR-S303』 |
『DVR-S303』は、基本機能は『DVR-A03-J』と同等で、インターフェースをSCSI-2にしたモデル(コネクターはハーフピッチ50ピン)。DVDタイトルの作成におけるチェックや少量配布などのオーサリングを主なターゲットとして販売するという。本体サイズは幅204×奥行き276×高さ70mm、重量は2.8kg。