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NTTドコモ、Windows CE搭載Handheld PC『sigmarion II』を発売――FOMAにも対応

2001年08月21日 19時35分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは21日、Windows CEを搭載したHandheld PCの新製品として、“FOMA”のパケット通信に対応した『sigmarion II(シグマリオンII)』を9月7日に発売すると発表した。価格はオープン。

キーピッチ14.1mmのキーボードを搭載する『sigmarion II』
キーピッチ14.1mmのキーボードを搭載する『sigmarion II』

『sigmarion II』は、従来機種と同様に、スタイリッシュなアタッシュケースで知られる米APW Zero Cases社の“ゼロハリバートン(Zero Halliburton)”部門がインダストリアルデザインに協力したハンドヘルドパソコン。製造は日本電気(株)が行なう。OSにはWindows CE for Handheld PC 2000を搭載。携帯電話(9600bps)、PHS(64kbps)、パケット通信“DpPa”(28.8kbps)だけでなく、今後サービスが予定されている“FOMA”(384kbps)のパケット通信にも対応するほか、通信可能エリアに移動すると自動的に起動してメールの送受信を行なう“Wake On Radio”機能を搭載する(プレインストールされているメールソフトと同社製のCF型PHSカードが必要)。

『sigmarion II』を閉じたところ
『sigmarion II』を閉じたところ

搭載するCPUはVR4131-200MHzで、ディスプレーは640×240ドット6万5536色表示の6.2インチHPA液晶を採用。32MBのRAM、16MBのフラッシュROMを内蔵する。コンパクトフラッシュスロット(TypeII)のほか、携帯電話/PHS接続コネクター、FOMA端末接続コネクター、シリアルポート、赤外線通信ポート(IrDA1.0準拠)、ステレオヘッドホンジャックを装備する。本体サイズは幅189×奥行き107×高さ27mm、重量は約500g(電池含む)。電源は専用リチウムイオンバッテリーで、使用可能時間は非通信時で約4.5~10時間、通信時で約3~5時間。

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