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GENIO e550/GENIO e550/MD

GENIO e550/GENIO e550/MD

2001年08月17日 22時00分更新

文● 南

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多機能ランチャ「ホーム」を搭載

GENIO e
ホームはタブ形式のランチャとなっている。「メイン」には、「Internet Explorer」「Windows Media Player」など10個のソフトが登録されている。
 GENI0 eのオリジナルランチャ「ホーム」は、登録したソフトをタブ形式でカテゴリ分けできるランチャだ。このタブは、標準で「実行中」「メイン」「プログラム」「ゲーム」の4種類が用意されているが、最大10種類まで増やすことができる。ソフトは1つのタブにつき18個まで登録でき、タブごとに壁紙を変えられる。Pocket PCでは、起動中のソフトを終了させたい時に「メニュー」から「設定」を選び、「システム」のタブの中にある「メモリ」をクリックした上で、「実行中のプログラム」と書かれたタブを選択しなければならない。はっきり言って操作手順が多く使いにくいのだが、ホームを使えば「実行中」のタブにプログラムが一覧表示されているため、ソフトの終了がカンタンに行える。


GENIO e
設定を変更すると、アイコンを小さく表示することも可能だ。
 また、アイコンのサイズが変更可能な上、文字の色を14色から選ぶことができる。大きいアイコンだと1画面に12個までしかアイコンを表示できないが、小さいアイコンにすると14個まで表示できるようになる。
 ただし、後からインストールしたソフトをホームから操作するには、ユーザー自身でホームに登録する必要がある。タブの切り替えをカーソルキーやプログラムボタンでは操作できず、スタイラスでクリックする必要があるのが残念だ。このあたりを改良すればさらに使い勝手が向上すると思われる。



GENIO e「実行中」のタブには、現在起動しているソフトが一覧表示される。

GENIO e文字の表示色は14種類の中から選択できる。画面は、文字の色を赤にしたところ。

 オリジナルソフトとしては、辞スパがROMに標準搭載されているほか、JPEGやBMPなどを表示できる画像管理ソフト「EasyViewer for Pocket PC」、時刻表ソフト「JRトラベルナビゲータ」をCD-ROMに同梱。また、オリジナル壁紙が16種類入っている。ビジネス用途を前提にしたためか、iPAQのようにソフトがテンコ盛りではないのが残念。
 実際にアプリを使ってみると、PDAで最強のStrongARM-206MHzを使っているだけのことはあり、アプリケーションの切り替えや起動が非常に高速で、そのレスポンスには十分満足できる。

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