米軍ご用達という噂の小型キーボードがぷらっとホームで発売された。米L3 Systemsの「WristPC Keyboard」である。ウェアラブルPC用として腕に付けて使用することを想定されており、キー数はアルファベットと最低限の機能キーの計39個となっている。
本体の材質はアルミ製とプラスチック(ABS)製の2種類。軍用らしく完全防水防塵というふれこみで、アルミ製のものは夜間の使用を想定してイルミネーションが付いており、キートップの文字が発光、9段階の明るさ調節が可能となっている。
インターフェイスはアルミ製がUSB、プラスチック製がPS/2とUSBの2種類。接続できても使用できるのかどうか心配になってくる姿だが、基本的にQWERTY配列に準じており、英語キーボードのドライバでおそらく大丈夫、とのことだ。ただし各種機能キーのキーコンボを覚えるのが面倒そうではある。
価格はアルミ製が9万9800円となかなか説得力のあるお値段で、プラスチック製は3万9800円。腕に装着するためのストラップも発売されており、こちらは4800円となっている。
これからは、これを腕に、ヘッドアップディスプレイを目にかけてジャングルを行進するサイバーな兵隊さんの姿がニュース映像で見られるようになるのかもしれない。
【取材協力】