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AOpenのKT266マザー「AK77 Plus」はスリムな新パッケージ入り

2001年08月10日 21時33分更新

文● 小磯

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AK77 Plus

 遅ればせながらではあるが、AOpenからもKT266チップセット搭載マザーボード「AK77 Plus」が登場した。ぱっと見たところ従来製品とまったく同じながら、縦横、そして厚みが1まわり小さくなった、スリムなパッケージに入っているのが特徴だ。また、マザーボードを包む透明なプラスチックケースも、本や雑誌のように開く従来型から、単純に蓋が被っているだけというシンプルなものになり、取り出しやすくなっている。


パッケージの比較(写真はともに上がAK77 Plus、下がAK73 Pro-A)。従来製品のそれと比べて、明らかに小さくなっている
比較比較
蓋
プラスチックケースの中蓋だけを取り外せるようになった
ヒートシンクとチップクーラー

 ボードを見てみると、まず目を引くのはバックパネルのコネクタ群にほど近いところにあるレギュレータヒートシンクと、North Bride「VT8366」上に載った銀色のチップクーラーだ。特にクーラーは「放熱性を改善したものを使用し、システムの安全性を確保した」(エーオープンジャパン)とのこと。当初搭載予定でなかったチップクーラーを載せたため、ボード上の3ピンコネクタが1つ塞がってしまったことを詫びるペーパーが同梱されている。



ペーパー
仕様変更を詫びるペーパー
普通のATAPIケーブル
最近のAOpen製品に見えた、マザーボードの色と同じ色のATAPIケーブルは、残念ながら同梱していない

 拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1でDDR SDRAM専用DIMMスロットが3本。PCIが5本となっているのはKT266マザーボード共通仕様のようだ。オンボードではPromise製IDE RAIDコントローラ「PDC20265R」を搭載するほか、AC'97コーデック、そしてAOpen独自のBIOS保護機構「DIE-HARD BIOS」も標準で搭載する。FSBは100~248MHzまで1MHz刻み、倍率は5.5~12.5倍まで0.5倍刻みで設定可能。コア電圧は1.10~1.85Vまで0.05V刻みで設定できる。


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