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ECSからi815E B-Step搭載マザー「サムライの載せ換え」…ではなく「サムライの進化」

2001年08月09日 22時14分更新

文● 小磯

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サムライの進化

 ECS(Elitegroup Computer Systems)から、i815E B-Stepチップセットを搭載するマザーボード「P6IEAT」が現れた。すでに同社からはi815EP B-Step搭載マザーボード「サムライの偶然」こと「P6IPAT」が登場しているが、P6IEATはこのi815E版に当たる製品だ。



“B-STEPPING”

 気になる愛称は「サムライの進化」。これは日本エリートグループによると、i815Eチップセットを搭載する従来製品「P6ISA-II」をTualatinコア版PentiumIII-S/PentiumIIIに対応させたことにより「一種の進化を遂げた」からだという。i815EPかi815Eかという違い以外、仕様面に差のないP6IPATとP6IEATにも関わらず、愛称は“偶然”と“進化”と、見事に違うあたりはなんともユニークである。もっとも、どちらもNorth Bridge(MCH/GMCH)のステッピングが上がっただけとも言えるわけで、進化というよりは「サムライの載せ換え」といった雰囲気ではあるが…。



ビデオ出力

 ボードの作りは、基本的にはP6ISA-IIとまったく同じ。i815E B-Stepオンボードのビデオ出力はハーネスで引き出す仕様となっているため、バックパネル部分にはi815Eマザーボードにしては珍しくシリアルコネクタを2つ用意している。拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1で、FSBは66~150MHzまで17段階から選択できる。また、ジャンパにより、VCoreを1.050~1.825Vまで0.025V刻みで設定可能だ。
 日本語マニュアルを同梱して価格はOVERTOPで1万1480円と、ECS製品らしく初値からいきなり安価。また、複数ショップが近日入荷予定だとしている。



サムライTシャツ
販促用(?)の「サムライTシャツ」を、明日P6IEAT入荷予定のコムサテライト3号店で発見。同店では店内に飾る予定だという。1枚しかないのでプレゼントしてはもらえないようだ。残念
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