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JCS、ホットスワップ可能なHDDベイ4基搭載の1Uサーバーを発表

2001年08月09日 17時38分更新

文● 編集部

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(株)日本コンピューティングシステム(JCS)は9日、『JCS Rackmount Solutions』において、ホットスワップ可能なHDDベイ4基を搭載する1Uサイズのラックマウントサーバー『1U Rackmount Serverシリーズ Type J』を発表した。9月上旬に出荷を開始する予定。

『1U Rackmount Serverシリーズ Type J』
『1U Rackmount Serverシリーズ Type J』

『1U Rackmount Serverシリーズ Type J』は、SMP(Symmetric Multi Processor)対応のマザーボード(デュアルCPU対応)を搭載し、同社が国内で設計・製造したオリジナルの筐体を採用する。ディスクユニットの着脱は前面から可能で、筐体のサイズは幅483×奥行き605×高さ45mm。オプションのRAIDカードを搭載すると、RAID5(3基のHDDを使用)でホットスタンバイ用のHDD1基を備えた1Uサーバーシステムの構築が可能になる。メディアサーバー、ウェブアプリケーションコンテンツサーバー、クラスターサーバー、負荷分散システム用サーバーなど幅広い用途に使用できるという。

内部構造
内部構造

標準構成は、Pentium III-1GHzを2基、ServerWorks社のServerSet III LEチップセット、128MBのSDRAMメモリー(最大4GB)、18.4GBのUltra160 SCSI対応のHDD(最大293.6GB)、24倍速のCD-ROMドライブ、 ビデオカード『ATI RAGE 4MB』(オンボード)、10/100BASE-TXを2ポート(オンボード)、Ultra160 SCSIコントローラー(オンボード)、HDDベイを4基、64bit PCI拡張スロット、オリジナル筐体などで、価格は37万8000円となる。OSは別売りで、Windows NT/2000、Linux、FreeBSD、Solarisなどに対応する。

今後同社では、筐体のセミカスタムオーダーや本格的なオーダーメイドなどに対応していくという。また、今回と同型の筐体を採用したIDE対応のHDD4基搭載可能なモデル、RAIDサブシステム、NAS(Network Attached Storage)などの製品群を提供していく予定としている。

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