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ディズニー映画最新作『アトランティス/失われた帝国』の主題歌にDREAMS COME TRUE

2001年08月09日 17時06分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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12月より全国公開されるディズニー映画の最新作『アトランティス/失われた帝国』のオリジナル主題歌を、人気アーティスト“DREAMS COME TRUE”が手がけることが決定、本日9日に記者会見が行なわれた。

DCTの3人
ディズニー映画の主題歌を手がけるDREAMS COME TRUE

『アトランティス/失われた帝国』は、ウォルト・ディズニー生誕100周年記念作品となるディズニー映画最新作で、若き言語学者マイロを主人公に、幻の海底都市“アトランティス”の謎を追う探検隊の冒険を描くアドベンチャームービー。

アトランティス
映画『アトランティス/失われた帝国』 (C)Disney Enterprises,inc.

DREAMS COME TRUEが手がける主題歌のタイトルは『crystal vine(クリスタル ヴァイン)』で、国内で公開される日本版本編のエンドクレジットに流れる。日本人アーティストのオリジナル曲がディズニー映画本編のエンドクレジットに起用されるのは、今回が初めて。

主題歌についてのディズニー社の意向は、“人気と実力を兼ね備え、ウォルト・ディズニー生誕100周年記念作品にふさわしく、観客に夢を与えてくれるアーティスト”。これらの条件を満たすアーティストとして、DREAMS COME TRUEに白羽の矢が立ったという。

『crystal vine』は、作詞:吉田美和、作曲:中村正人・吉田美和で、演奏やプロデュースすべてをDREAMS COME TRUEが行なう。

また、DREAMS COME TRUEは、米フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで10月より開催されるウォルト・ディズニー生誕100周年記念イベント“「100イヤーズ・オブ・マジック」セレブレーション”のスペシャルライブに日本代表として参加するという。

記者会見には、DREAMS COME TRUEのメンバー3人が登場した。3人は主題歌の制作にあたり、ひと足先に本編を鑑賞、その後楽曲作りに入ったという。会場では、ニューヨークのスタジオで撮影したというプロモーションビデオも公開された。

メンバーの中村正人さんは、主題歌について「ディズニー生誕100周年記念作品に起用されて光栄。日本版と米国版があるので、米国版に勝ちたい。映画の持つ“愛が生む勇気”を音で表わしながら、DREAMS COME TRUEらしいクセを持った楽曲を作った」とコメント。

また、吉田美和さんは「映画はとても面白かった。当初は主題歌という大役でプレッシャーもあったが、映画を観た後は、自分も作品を作る一員だという気持ちになった。観た直後の気持ちを反映させ、印象的なシーンを曲に込められたら、という思いで作った」、西川隆宏さんは「映画にとって音楽は重要な役割を果たす。映画とともに曲を聴いてもらえるのはうれしい」とそれぞれ語った。

DCTトーク
DREAMS COME TRUEの3人がそれぞれ好きなディズニー映画は、中村さんが『ファンタジア』と『ダイナソー』、吉田さんが『メリーポピンズ』、西川さんが『ライオン・キング』だとか

『アトランティス/失われた帝国』は、12月8日(土)より丸の内プラゼールほか全国松竹/東急系ロードショーで公開される。配給はブエナビスタインターナショナルジャパン。また、映画公開に先駆け、主題歌『crystal vine』を収録したオリジナルサウンドトラック(価格2548円)が10月31日に発売される。

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