日本語環境
『LASER5 Linux 7.1 Devel』には、『ATOK X』がバンドルされている。『ATOK X』を使いたい人にとってはお得だ。
『ATOK X』。ディストリビューションに標準でバンドルされるのはこれが初めて。 |
日本語かな漢字変換システムは、ユーザーごとにGUIで簡単に切り替えて使用できる。
日本語入力システム切替えツール。起動時に標準で『Canna』、『Wnn6』、『ATOK X』すべてが起動しているので、ユーザーはその中から1つを選択すればよい。 |
GNOMEでは、『AbiWord』で日本語を使用することはできなかった。そのほかのツールでは問題なく日本語の入力/表示が可能。
『AbiWord』に日本語の文字をコピー&ペーストしてみたが、ごらんのとおり。『KWord』は日本語に対応しているので、そちらを使うしかないようだ。 |
各種設定ツール
ファイアウォールの設定やシステムのパラメータ変更も、GUIで行なうことができる。
ファイアウォールの設定ツール。 |
『システムチューニング』ツール。 |
製品版の『LASER5 Linux 7.1 Devel』にはほかに、『JDK』や『JBuilder 5 Personal』といったJava開発環境やCOBOLコンパイラなどがバンドルされており、開発環境オールインワンのお得なパッケージになっている。また、システムの動作も安定しており、「デスク トップ/ワークステーション/汎用向けLinux」(レーザーファイブ(株)プレスリリース)といったあらゆる用途で活用できるディストリビューションであるといえよう。