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『LASER5 Linux 7.1』ファーストインプレッション

2001年08月11日 00時02分更新

文● 阿蘇直樹

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日本語環境

『LASER5 Linux 7.1 Devel』には、『ATOK X』がバンドルされている。『ATOK X』を使いたい人にとってはお得だ。

『ATOK X』。ディストリビューションに標準でバンドルされるのはこれが初めて。

日本語かな漢字変換システムは、ユーザーごとにGUIで簡単に切り替えて使用できる。

日本語入力システム切替えツール。起動時に標準で『Canna』、『Wnn6』、『ATOK X』すべてが起動しているので、ユーザーはその中から1つを選択すればよい。

GNOMEでは、『AbiWord』で日本語を使用することはできなかった。そのほかのツールでは問題なく日本語の入力/表示が可能。

『AbiWord』に日本語の文字をコピー&ペーストしてみたが、ごらんのとおり。『KWord』は日本語に対応しているので、そちらを使うしかないようだ。

各種設定ツール

ファイアウォールの設定やシステムのパラメータ変更も、GUIで行なうことができる。

ファイアウォールの設定ツール。
『システムチューニング』ツール。

製品版の『LASER5 Linux 7.1 Devel』にはほかに、『JDK』や『JBuilder 5 Personal』といったJava開発環境やCOBOLコンパイラなどがバンドルされており、開発環境オールインワンのお得なパッケージになっている。また、システムの動作も安定しており、「デスク トップ/ワークステーション/汎用向けLinux」(レーザーファイブ(株)プレスリリース)といったあらゆる用途で活用できるディストリビューションであるといえよう。

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