(株)朝日新聞社は8日、iモード用の新コンテンツとして“知恵蔵&朝日新聞記事データベース”をスタートしたことを発表。また同日、DDIポケットグループのH"(エッジ)上で、朝日新聞のオンライン版である“朝日・日刊スポーツ”を開始したことを発表した。
iモード用、過去記事検索と現代用語辞典検索サービス
“知恵蔵”は、約3万項目の用語を掲載する現代用語辞典。同辞典をiモード上で閲覧できるサービスだが、将来的には、“朝日・日刊スポーツ”の記事に掲載用語があった場合に“知恵蔵”の用語解説が参照できるというような機能を搭載して、記事部分と連動させる予定だという。また“朝日新聞データベース”は、当日の朝刊記事を含む、朝日新聞の記事の過去3ヵ月分(約10万件)と、“天声人語”などのコラムのバックナンバーや、“声”などの投書欄のデータも収録している。
なお、一覧性ではウェブの検索メニューに劣るため、あらかじめ自分で登録したキーワード(最大10語)がワンタッチで検索できる“マイワードサーチ”など、クリッピングサービス的な使い方を想定しているという。
利用料金は月額100円。従量課金等はない。
H"用“朝日新聞・日刊スポーツ”
また同社は、携帯電話情報サービス“朝日・日刊スポーツ”を、H"向けに提供する。これは朝日新聞社と日刊スポーツが提供する朝日新聞のオンライン版で、ニュース・スポーツ・天気・芸能等のほか、天声人語や英語ニュース、さらにtotoの当選速報や、欧州リーグ、Jリーグ等のスポーツ情報も読むことができる。
料金は月額100円。アクセス方法は、“@MENU”→“ニュース/ビジネス/天気”→“朝日・日刊スポーツ”。