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日本IBMとマイクロソフト、Windows 2000 Datacenter Serverアプリの稼働検証施設を開設

2001年08月08日 20時55分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)とマイクロソフト(株)は8日、ソフトウェア開発会社向けに、サーバーOS『Microsoft Windows 2000 Datacenter Server』をベースにしたアプリケーションの稼働検証を行なうための施設“日本IBM Datacenter Serverポーティング・ラボ”を開設したと発表した。日本IBMの“PCソリューションモール ‐Windows 2000‐”(東京都港区)内に設置し、同日から本格的にサービスを提供する。同施設での稼動確認を希望するソフトウェア開発会社に対し、事前に最低限の稼動確認を行なうための『Windows 2000 Datacenter Server 期間限定評価版』を共同で配布する。

検証設備として、IAサーバー『IBM eServer xSeries 370』を用意し、負荷テストツール、サーバーアプリケーション設計ガイドなどを提供する。ソフトウェア開発会社は、両社の支援のもと、Windows 2000 Datacenter Serverアプリケーションの稼働検証のほか、Datacenter HCT(Hardware Compatibility Test)認定取得に向けたテストなどの実機検証が行なえる。

また、日本IBMの主力ソフトウェア製品であるデータベース『DB2 Universal Database』、ウェブアプリケーションサーバー『WebSphere Application Server』、メッセージングミドルウェア『MQSeries』などの負荷テストも実施する。日本IBMは、これらの取り組みにより、『IBM eServer xSeries』上で稼働するWindows 2000 Datacenter Server対応アプリケーションの品揃えを強化するとともに、IBM eServer xSeriesの販売、Windows 2000 Datacenter Serverの導入を推進する。

IA-64サーバー『IBM eServer xSeries 380』を設置し、ソフトウェア開発会社の64bitアプリケーション稼動確認の要望に応じて、テスト環境を提供する計画もあるという。

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