松下電器産業(株)とエイベックス(株)は8日、コンテンツ配信サービスで協力することに合意したと発表した。
両社は、エイベックス・グループが保有する音楽・映像コンテンツを、松下グループのコンテンツサービス事業で活用するために、検討プロジェクトを発足させる。これによって、現在のインターネットにおける著作権保護や課金の仕組み、通信インフラなどの課題を解決するという。
具体的な検討項目としては、2002年開始予定の東経110度放送衛星を利用した放送サービス“eプラットフォーム”での番組制作や蓄積放送サービス、2002年秋に東京・臨海副都心にオープンする予定の総合情報拠点“松下センター”での双方向スタジオの活用やライブ中継、ブロードバンドに対応したインターネット上でのライブ中継など。
