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涼しげな開閉式フロントパネルの付いたアルミケースがCooler Masterから

2001年08月08日 20時24分更新

文● 小磯

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 約1年もの間、久しく新型ケースの登場がなかったCooler Masterから新製品が2種類現れた。フロント部分に取りつけられた開閉可能な薄緑色のアクリル板が目を引くフルアルミケース「ATC-210-V22」と、すっきりとした清涼感のあるフロント加工が施されたフルアルミケース「ATC-110-S21」が、今週から販売されている。

ATC-210-V22

 ATC-210-V22は、フロント部分を大きく覆う涼しげなアクリル板が魅力だ。アクリル板の4隅を支えるアルミ部分も本体と同じくヘアライン加工されているなど、細部への配慮も見られる。USBポートを前面に2つ引き出せるのは今や珍しくないが、この部分だけアクリル板が切り取られているため、ポートへのアクセスは容易である。
 ドライブベイは5インチ×4、3.5インチ×2、シャドウ×4で、これらはすべてケース前面に装備。電源はDelta製のPentium 4対応300Wを搭載している。また、天板部分と背面に8cm角ファンを装備し、価格は高速電脳とコムサテライト3号店で4万5800円、ぷらっとホームで4万6800円。


フロントパネルを支えるアルミ(左)と、フロントパネルを開いてみたところ(右)
フロントフロント
同じくフロントパネル部分。電源投入時にパネルを開ける必要があるのは、ちょっと面倒かもしれない
フロントフロント
側面
ケース側面
9日現在の価格情報
価格ショップ
\45,800高速電脳
コムサテライト3号店
\46,800ぷらっとホーム
\48,000クレバリー3号店
ATC-110-S21

 一方、同じヘアライン加工の本体ながら、ATC-210-V22とは対照的なフロントパネルを採用しているのがATC-110-S21だ。ATC-110-S21は3.5/5インチドライブベイ部分に肉厚の開閉式アルミパネルを装備。そしてケース前面下部には8cm角ファンを2基搭載し、吸気部分は網目状にデザインされているなど、全体的にシャープな印象を受ける。サイズはATC-210-V22に比べて1まわり程度大きく、このため「ExtendedATXマザーボードも取りつけ可能」(販売している高速電脳)とのこと。天板と背面に8cm角ファンを搭載する点はATC-210-V22と変わらない。
 また、ドライブベイは5インチ×4、3.5インチ×2、シャドウ×4で、これもATC-210-V22と同じ。電源も同じく、Delta製の300Wを搭載している。価格は同店で4万9800円となっており、コムサテライト3号店は9日入荷予定。ぷらっとホームも近日入荷予定だという。


側面(左)。内部レイアウトはATC-210-V22とほとんど同じ。フロントパネルはかなりの肉厚(右)
側面フロントパネル
ケース前面のファン×2(左)と、フロント部分の編み目模様(右)
ファン×2編み目
9日現在の価格情報
価格ショップ
\47,800コムサテライト3号店
\49,800高速電脳
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