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東芝、メモリーカードスロット搭載のBSデジタルハイビジョンテレビを発売

2001年08月08日 16時22分更新

文● 編集部

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(株)東芝は7日、BSデジタルハイビジョンテレビ3機種を、9月16日より順次発売すると発表した。36インチモデル『36D2500』、32インチモデル『32D2500』、28インチモデル『2500』の3機種。価格はオープンプライス(予想販売価格は36D2500が34万8000円、32D2500が29万8000円、28D2500が24万8000円)。

36インチモデル『36D2500』、32インチモデル『32D2500』、28インチモデル『28D2500』
左から、36インチモデル『36D2500』、32インチモデル『32D2500』、28インチモデル『28D2500』

同製品は、スマートメディアスロットとSDメモリーカードスロットを搭載しており、デジタルカメラで撮影した写真をテレビ画面で再生することができる。i.LINK、D4端子を備え、D-VHSなどのデジタル記録・再生機器に接続し、デジタル信号のまま記録・再生が行えるAVデジタネットワークに対応している。

選局方式には、同社の電子番組表(EPG)をはじめ、ジャンル検索や自動スクロール画面表示などの選局方式を採用。また操作の手順をアニメーションを利用してガイドする“らくらく操作ガイド”を採用している。

またフォーカス感度の向上のため、電子ビームの絞込みを約25%改善した“ファインビーム電子銃”の採用により、画面全体に均一な高画質映像を再現できるとしている。さらにBSデジタル放送受信用に開発された映像処理/グラフィックス用LSIは、地上波放送のアナログ信号をデジタルに変換するアナログキャプチャー機能や、NTSC信号をプログレッシブ信号に変換する“新プログレッシブ方式”を採用した。また36D2500と32D2500には、『新フラットスーパーブライトロン管』。28D2500には『フラットスーパーブライトロン管』を搭載している。

音声は、米SRS Labs社の“TruSurround DIGITAL5.1CH方式”を採用したほか、同社の重低音専用スピーカー『バズーカウーハー』を搭載。さらに光デジタル音声出力端子も備え、BSデジタル放送や地上波放送もPCMフォーマットで出力することができる。36D2500と32D2500は、メイン6×12cmのスピーカーが2個とウーハー10cm丸が1個。音声出力は8W+8W+10.5W(EIAJ)。28D2500は、メイン6×9cmのスピーカーが2個とウーハー10cm丸が1個。音声出力は5W+5W+10.5W(EIAJ)。また3機種とも、低音再生バズーカシステムを搭載する。

3機種の主な仕様は、受信チャンネルがVHSは1~12ch、UHFが13~62ch、CATVがc13~c38ch、BSデジタル放送は000~999。接続端子は、D4端子入力2系統(背面)、ビデオ入力端子5系統5端子(前面1、背面4)、S2入力端子4系統4端子(前面1、背面3)、BS録画出力端子(背面)、オーディオ出力端子(固定、背面)、ヘッドホーン出力端子(前面)、副画面イヤホーン端子(前面)、光デジタル音声出力端子(背面)、i.Link端子(IEEE1394)2端子(背面)、モジュラー端子(電話回線)2400bps、ビデオコントロール端子を装備する。
本体は、36D2500が幅855×奥行き594×高さ622mmで重さが76kg、消費電力は192W。32D2500が幅750×奥行き540mm×高さ544mmで57.1kg、消費電力は190W。28D2500が幅675×奥行き481で重さは42.9kg。消費電力は184Wとなっている。

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