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アスキー、『ADSL サービス利用状況調査』の結果を発表

2001年08月07日 20時18分更新

文● 編集部

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(株)アスキーは7日、ADSLサービス利用者を対象として行なった利用状況調査の結果概要を発表した。調査方法はインターネットホームページによる自記式アンケートで、期間は7月11日から22日。有効回答は340件。

それによると、ADSLサービスを導入したユーザーの大半が、それ以前からインターネットを利用しており、ダイヤルアップ接続サービスの上位のサービスと認識されている。“フレッツ・ISDN”からの移行が28.1%となっており、通信速度の違いも評価されているという。主な導入理由として、速度が速くなる(94.7%)、料金が定額になる(50.6%)、既存の電話回線を利用できる(33.8%)などを挙げているほか、高速サービスを利用した従来にはない用途に対する期待が57.8%に達したという。

利用状況は、1日平均4.2時間で、“3~5時間”と“2~3時間”の割合が高いという。サービスの良さを実感した用途は、コンピューターソフトのダウンロード(79.4%)、映像・音楽のダウンロード(52.1%)など。

また、サービスの契約先は、NTT東日本/西日本が59.7%、イー・アクセスが17.6%で、そのほかは10%未満。サービスのタイプは電話回線との共用が91.1%と大半を占めている。申し込みからサービス開始までは、1ヵ月超が38.2%で、場合によっては相当待つことになる状況であるという。

FTTH(光ファイバー)によるインターネットサービスへの移行については、約半数の49.1%が移行を希望しており、そのうち半数以上の59.9%が、FTTHが利用できるまでのステップとしてADSLをとらえているという。

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