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コンパック、日本語全文検索ソフト『MitakeSearch』の最新版を発表

2001年08月06日 18時39分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は6日、日本語全文検索ソフトウェアの最新版『MitakeSearch(ミタケサーチ) V3.0』を同日から出荷すると発表した。

『MitakeSearch』は、大規模から小規模システム向けの、インターネット/イントラネットなどの用途に対応できる日本語全文検索ソフトウェア。64bit VLM(Very Large Memory)技術により、多数の同時アクセスユーザー、大量の文書を扱えるという。企業、大学、研究所に導入され、ウェブの検索機能やナレッジマネジメントのツールなどに利用されているという。

最新版では、検索対象ファイル数が500万ファイルのエンタープライズモデルを追加した。同モデルのTru64 UNIX版ではクラスターソフトウェア『TruCluster V5.1』をサポートする。米Adobe社のライブラリーや『Acrobat』のプラグインを不要とする同社独自のバイナリーフィルターを採用することで、PDFファイルの全文検索を高速で処理するという。携帯電話での検索を可能にするHDML/CHTML対応の検索CGIとインデクサーオプションを用意しており、iモード、J-SKY、EZwebでの利用が可能となる。処理速度では、検索部分で50~80パーセントの向上(Tru64 UNIX V4の場合)、文書情報の収集(インデキシング)部分で20パーセントの向上(Tru64 UNIX/Linuxの場合)を実現したという。サポートするファイル形式は、テキスト/HTML/XML/HDML/MHメール/PDF/Word/Excel/PowerpointおよびTru64 UNIX/Linuxのみサポートするgzip/gziptar/MP3。

『ワークグループモデル』は、検索対象ファイル数が10万ファイル、対応OSがTru64 UNIX V4.0D以降またはWindows 2000/NT 4.0(SP5)以降、価格が60万円、『スタンダードモデル』は、検索対象ファイル数が100万ファイル、対応OSがTru64 UNIX V4.0D以降またはWindows 2000/NT 4.0(SP5)以降、価格が160万円、『Linuxモデル』は、検索対象ファイル数が10万ファイル、対応OSがKondara MNU Linux/Red Hat Linux/TurboLinux、価格が9万円、『エンタープライズモデル(Tru64 UNIX版)』は、検索対象ファイル数が500万ファイル、対応OSがTru64 UNIX V4.0D以降、価格が480万円となる。

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