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ハローキティの『音なる』メール

ハローキティの『音なる』メール

2001年08月04日 00時41分更新

文● 遠藤

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ハローキティの『音なる』メール

NECインターチャネル

3800円

NECインターチャネルの「ハローキティの『音なる』メール」は、3Dグラフィックスで描かれたキティちゃんのお部屋をメイン画面とした、メール本文に効果音やBGMを付けて送れるユニークなメーラだ。

音なるメールのメイン画面
部屋の中の机やドア、本棚などをクリックすると、メール作成画面や一覧ビューアなどメール機能が呼び出せる。

 ソフトを起動すると、Direct3D(DirectX 7.0)を利用した3Dグラフィックスのキュートなお部屋が登場する。これが本ソフトのメイン画面となるキティちゃんのお部屋だ。部屋のあちこちがメールの各機能を起動するためのインターフェイスになっており、“玄関”(扉)はメールチェック、“デスク”はメールの作成、“蓄音機”は効果音やBGMの試聴ができるという具合になっている。

 さらにこうした仕掛けをクリックすると、キティちゃんが選んだコマンドにあわせた動作をしてくれる。たとえば、“デスク”をクリックすると、机まで移動して椅子を引き出し、ひょいっと椅子に座って手紙を書く動作をするのだ。すると、「メールを読む」「サウンドメールを書く」「ふつうのメールを書く」ボタンが並ぶウィンドウが表示される。なお、「サウンドメールを書く」を選べば、効果音付きのメールが作成できる。

200種類以上の効果音が使える
「サウンドメール」

音なるメールのメール作成画面
サウンドメールは、BGMや効果音を付けられる。画面では、「(ドアのノック音)元気?明日の花火大会って(花火の音)待ち合わせは、午後6時だよね? 今回は絶対遅刻しないようにするね!(キスをした音)」を作成してみた。

プレビュー機能を使うと、メールを読んだときに、どんな具合で効果音やBGMが聞こえるか試すことができる。
 「サウンドメール」は、本ソフト同士でのみ楽しめる、本文内に効果音を埋め込んだメールのこと。通常どおり文章を入力し、ここに効果音を付けたいという場所で「サウンド」アイコンをクリックし、200種類以上の効果音内から付けたいものを選ぶだけ。相手がメールを開いたときにどう見えるかは、プレビュー機能を使えば確認できる。再生ボタンをクリックすると、まるでカラオケのように黒文字がピンク文字に変わりつつBGMや効果音を再生するので、相手が読むスピードを想定して速度調節すれば、相手がメールを開いたときに、文字だけじゃなく微妙なニュアンスも伝えられるハズ。効果音は、木魚、放送禁止用語的な「ピー」という音まであっていろいろと演出できそうだ。このほか、「ふつうのメール」では使えないが、サウンドメールでのみ使用可能な便箋やスタンプが利用できる。



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