(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は1日、同社のブロードバンド専用機器『MN7000』シリーズの最新機種として、無線機能を搭載したブロードバンドルーター『MN7500』を、23日に発売すると発表した。価格は2万4800円。無線LANカード2枚を同梱した『MN7500無線LANセット』が4万9800円。
『MN7500』 |
無線LANカード『MN SS-LAN CARD 11 HQ』 |
同製品は、ADSL/CATVモデムと接続するためのブロードバンド用WANインターフェースを備えているほか、“PPPoE”プロトコルに対応。複数のパソコンからブロードバンドインターネットを利用できるとしている。
さらにPCカードスロット(Type II)を1つ搭載する。対応するIEEE802.11b準拠の11Mbps無線LANカード『MN SS-LAN CARD 11 HQ』をセットすることで、無線LANのアクセスポイントとして動作する。無線セキュリティー機能としては、標準暗号化方式“WEP”の40bit、128bit両方に対応した暗号化設定のほか、パソコンのMACアドレスを区別し利用端末を限定するMACアドレスフィルタリング機能を持つ。
インターフェースは、LAN、WANともに10BASE-T×1に加えて、無線LANを構築するIEEE802.3と、PCカードスロット(Type II)を備えている。消費電力は12Wで専用ACアダプターを使用。本体サイズは幅271×奥行き84×高さ205mmで、重さは約780g。
パッケージには壁掛け用ネジやLANケーブルと、ユーティリティーなどを収めたCD-ROMなどが付属する。『無線LANセット』には、無線LANカードが2枚付属している。