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日立、パソコン用CRT事業から撤退――フラットパネルに事業集中

2001年07月27日 11時24分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は27日、パソコンディスプレー用ブラウン管(CRT)事業から撤退すると発表した。これはデスクトップパソコン市場の低迷による需給悪化・価格の下落と、液晶ディスプレーの需要に対応するため。国内、シンガポール、マレーシアの製造拠点の生産を年末までに停止するとともに、事業売却を検討する。

今後は、TFT液晶を中心とするフラットパネルディスプレーに経営資源を集中し、事業の拡大と収益の改善を図るとしている。なお、同社のディスプレー事業の2000年度の売上は約590億円で、生産本数は約500万本。

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