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上毛、ブロードバンド専用映像配信システムを発表

2001年07月26日 21時05分更新

文● 編集部 増田悦子

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(株)上毛は26日、ブロードバンド専用のライブ映像配信機器の記者発表会を行なった。

上毛代表取締役社長の麻生正紀氏
上毛代表取締役社長の麻生正紀氏

発表した製品は、カメラサーバーの『ライブターミナルボックス』(価格12万円)、カメラを操作したりプレーヤーを操作したりするソフトウェア『ライブターミナル PC』(5万円)、可動式カメラ『ライブカメラ』(12万円)、天井用に固定して使うカメラ『固定カメラ(天井)』(1万9000円)、壁などに設置する『固定カメラ』(1万2000円)、3つの可動式のカメラを搭載した『三連式ライブカメラ』(価格未定)の6製品。いずれも8月下旬から順次販売を開始するという。

ライブターミナルボックス
ライブターミナルボックス

今回発表された製品は、100名程度のライブハウスや劇場にカメラを設置し、カメラ設置場所以外の自宅などからカメラを操作し、ライブ映像を楽しめるというもの。従来の設置カメラは、固定式であったり、現場にいなければ操作できなかったが、専用のソフトとカメラによって、遠隔地での操作を可能にしたという。ライブハウスや劇場のほか、結婚式のような各種イベント、アマチュアスポーツの試合など、さまざまな場面に使用できるとしている。

可動式カメラ
可動式カメラ

映像の圧縮には同社独自の“スマートコンプレッション”技術を採用しているという。これは浮動小数点演算を使用せず、整数演算のみで処理を行なうもので、処理が複雑でないため、リアルタイム伝送に適しているという。圧縮率は、MPEG-4とほぼ同等の10分の1から150分の1。動画は、毎秒30フレーム。ブロードバンドによる送受信を対象としており、推奨速度は3Mbpsとしている。また、プレーヤーは『ライブターミナル PC』に含まれている専用ソフトのみでの対応となり、Windows Media PlayerやReal Playerでは再生できない。カメラの操作やプレーヤーの操作は全てマウスで行なえる。また、カメラの設置は、劇場などの客席後方壁面を想定しているという。設置台数は1坪あたりおよそ120台まで可能。販売は専門の代理店を通して行なっていく予定としている。

記者発表会の中では、会場をライブ会場にみたて、シャンソン歌手の中山エミを招き、実際にライブ映像を楽しむデモも行なわれた。来場者の代表がカメラを操作を行なった。カメラを操作する人の好みの位置から、好みのアングルで被写体を見ることができるのが特徴的だった。

シャンソン歌手中山エミによるミニライブ
シャンソン歌手中山エミによるミニライブ

ライブ配信を楽しむには、カメラと『ライブターミナル PC』が最少で必要となる。また、カメラ設置する現場に、カメラとカメラサーバー、ライブ映像を見る場所にパソコンが必要になる。カメラサーバーはパソコンでも代用できるという。なお、同社では、年間販売目標を『ライブターミナル ボックス』2900台、『ライブターミナル PC』1000台、『ライブカメラ(可動式)』を2000台、固定カメラをそれぞれ500台、三連式カメラを300台としている。

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