このページの本文へ

あの人気マザー「A7V133」の後継「A7V266」がKT266を搭載して登場!

2001年07月25日 20時39分更新

文● 小磯

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
A7V266

 ASUSTeKからApollo KT266搭載マザーボード「A7V266」が登場した。A7V266は、豊富なオーバークロック設定で人気となったApollo KT133Aチップセット搭載マザーボード「A7V133」直系の後継マザーボードだ。



North Bridge周辺

 A7V266はNorth Bridgeに“VT8366”、South Bridgeに“VT8233”を搭載。チップセットが変更になり、A7V133の特徴の1つだった“VRM”(Voltage Regulator Module)が姿を消した。またNorth Bridgeのファンもヒートシンクへと姿を変えるなどレイアウトには大きな変化があるものの、North Bridge周辺にA7V133の面影を見ることができる。そしてもちろん、A7V133の特徴だったオーバークロック機能はA7V266でも健在だ。FSB/動作倍率/VCoreはディップスイッチで設定できるほか、BIOSからもより詳細に変更できる。BIOS上では、FSBは100~227MHzの範囲を1MHz刻みで設定でき、動作倍率は5~14倍まで設定可能だ。VCoreは1.625/1.675/1.700/1.725/1.750/1.775/1.800Vから選択。VIOは、ジャンパピンで2.5/2.65/2.75/2.8Vを選択できる。



4連ジャンパ

 基板上で目を引くのは4連のジャンパだ。これには“PALO_FREQ”とシルク印刷されており、マニュアルによればこれはAthlon/Duronと、PalominoコアのCPU(Athlon MPなど)それぞれに適応するためのもの。詳細は不明だが、PalominoコアのCPUを使用する際はこの設定が必要であるようだ。



PALO_FREQ
“PALO_FREQ”の設定について言及しているマニュアル

 基本的なスペックはAGP Pro×1、PCI×5、ACR×1でDDR SDRAM専用DIMMスロット×3。オンボードで、アナログ6ch出力とデジタル出力に対応したお馴染みのサウンドチップ“CMI8738”を搭載している。また、基板上にはPromise製IDE RAIDコントローラ用と思われる空きパターンを確認することができる。A7V133と同様、IDE RAIDコントローラ搭載モデルが登場するのだろう。

 実売価格は2万2000円~2万3000円程度。今週中には多くのショップで販売開始となる予定だ。


25日現在の価格情報
価格ショップ
\20,780コムサテライト2号店
\21,480クレバリー1号店
クレバリー3号店
\22,800高速電脳
コムサテライト1号店
DOS/Vパラダイス本店
USER'S SIDE本店
\22,980コムサテライト3号店
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ