日本電気(株)は25日、IPv6に対応した中小規模事業所向けのルーター“IX1000シリーズ”として『IX1010』『IX1020』『IX1050』の3モデルの販売を同日付けで開始したと発表した。価格は『IX1010』が12万8000円で9月末出荷予定、『IX1020』が19万8000円、『IX1050』が29万8000円で、ともに12月末出荷予定。
『IX1010』 |
IX1000シリーズは、IPv6/IPv4のデュアルスタック対応のIPv6機能を搭載するほか、WANプロトコルとしてADSLやCATVなどのブロードバンドで利用されるPPPoEをサポートする。DHCPサーバー/クライアント機能やセキュリティー機能(IPsec/IPフィルタリング)などを装備するほか、QoS制御機能にも対応する(12月末予定)。
『IX1010』は、LANインターフェースとして100BASE-TX/10BASE-T×1と10BASE-T×1を搭載する。『IX1020』は、『IX1010』にWANインターフェースとして高速ディジタル専用線用の“BRI(Basic Rate Interface)”を搭載し、PPPプロトコルにも対応した製品。『IX1050』は『IX1010』の10BASE-Tポートを2つにした製品。3モデルとも電源はAC100Vで、消費電力は15W。本体サイズは幅210×奥行き220×高さ60mm、重量は約1kg。