撮影サンプル(3)
蛍光灯下の室内編
昼白色の蛍光灯で照明された室内で、色の濁りがわかりやすい白い背景に花束をおいて、カメラを「オートホワイトバランス」とマニュアルの「蛍光灯モード」に設定して撮り比べてみた。蛍光灯下での撮影に特有の緑かぶりが正しく補正されているか、緑色を補正した結果がほかの色の再現に影響していないかに注意してサンプルを見比べてみよう。
IXY DIGITAL 200
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
オートホワイトバランスの補正はほぼ完璧で背景の白い部分が濁ることなく再現されている。マニュアルで蛍光灯に設定した場合でもオートの状態と同じ色になっている。
IXY DIGITAL 300
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
IXY DIGITAL 200と同様に、ほぼ完璧に再現されている。おそらく蛍光灯の補正は昼白色に対応した設定にされているため、このような色再現ができたのだろう。
Optio 330
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
カシオ計算機の「QV-2400UX」と同じような傾向で、オートの状態では多少黄色味がかってしまっている。マニュアルの蛍光灯モードで撮影すると白が濁りなく再現される。
FinePix50i
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
オートのままでもほぼ自然な発色が得られる。マニュアルのホワイトバランス設定では、蛍光灯だけでも3種類のモード(昼白色／昼光色／白色)が用意されているため、より細かい設定が可能になる。
Cyber-shot DSC-P1
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
オートでは全体的に黄色く濁っている。マニュアルの室内モードは白熱電球に合わせた補正になっているので、蛍光灯下では青くなる。
DSC-MZ1
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
オートの状態では緑色が残っていてるが、マニュアルで撮影すると解消される。これはホワイトバランスが弱めに補正されるように設定しているためと思われる。
Digital Revio KD-300Z
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
オートでは、かなり青緑色がかってしまい、ほとんどホワイトバランスが補正されていないようだ。マニュアルで撮影すれば、多少黄色味が強いようだが、それなりに補正できる。
Digital Revio KD-200Z
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
オートでは、若干背景の白い部分が黄色く濁っているようにもみえるが、ほぼ正確に補正されている。マニュアルの場合では白が多少青味がかかってしまい補正が強すぎるように感じられる。
CAMEDIA C-1Zoom
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
多少、黄色がかった色になっている。マニュアルに設定した状態でも同様な傾向がみえるため、メーカーの考える蛍光灯の補正値がこのようになっているものと思われる。
QV-2400UX
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| オートWB |
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| 蛍光灯モード |
オートの状態ではかなり黄色がかってしまっているが、マニュアルで設定するとほぼ完璧に補正できているので、オートでは被写体の赤い花の影響をうけて過度に補正してしまったと考えられる。
