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CAMEDIA C-4040ZOOM

CAMEDIA C-4040ZOOM

2001年07月19日 18時17分更新

文● 行正

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ノイズリダクションを初めて搭載

ノイズリダクション用撮影サンプル。元画像は1704×2272ドットだが、掲載用に360×480ドットにリサイズしたもの並べている。リサイズした状態ではノイズもほとんどつぶれてしまうため、ほとんど目立たない。なお、画面下1/3は水面であり、ノイズリダクションありでの撮影結果でぶれているのは風が吹いたため。

 メニューシステムだけではなく、新機能も搭載されている。まずはCAMEDIAシリーズで初めて「ノイズリダクション機能」が付いた点が大きい。これは、被写体の撮影後にまったく露光させずにもう一度CCDを読み取る(つまり「闇」を撮影する)ことでCCD自体のノイズを撮影し、被写体を撮影した画像データと減算合成することによりノイズの少ない画像を得るというもの。夜景撮影などで長時間露光を行った場合の、熱ノイズがCCD上に載って画像ではカラフルな星のように写る現象を軽減できる。



ノイズリダクション用撮影サンプルの各中央部を380×480ドットにトリミングしたものを並べた。ノイズリダクションなしでの撮影結果を見ると、一面に赤や緑のドットが散らばっているのが見えるが、ノイズリダクションによりきれいに補正されている。

 ノイズリダクション機能に関しては、カシオの「QV-2400UX」「QV-2900UX」、キヤノンの「IXY DIGITAL 200」「同 300」、サンヨーの「DSC-MZ1」などが搭載しているものと同じ方式であり、撮影時間が約2倍となるという問題点も同じだ。ただし、これらの機種ではノイズリダクション機能は一定のシャッター速度以下(1/2秒や1秒)になれば自動的に働く(キヤノンの場合は常時ON)ようになっているのに対し、C-4040ZOOMではメニューからノイズリダクションのON/OFFができる点がユニークだ。



SHQモード(2272×1704ドット)での撮影結果。掲載用に640×480ドットにリサイズしている。

 また、「ピクセルマッピング」と呼ばれる機能も用意されている。これは、ノイズリダクション機能と同様に露光なしでCCDを読み出してCCDのノイズ(個々の撮像素子の感度の違いなどの誤差)を記憶し、撮影画像の補正に用いるものだ(デジタルカメラでは出荷前のチェックとして一般的に行われている)。CCDの経年劣化による特性変化に対応するための機能で、年に1度程度のペースで実施すればよいとのことだが、ユーザー側で実施できるのは珍しい。



プリント拡大モード(3200×2400ドット)での撮影結果。掲載用に640×480ドットにリサイズしている。

 このほか、「プリント拡大モード」と呼ばれる画素数向上機能も搭載している。本機の記録画素数は2272×1704/2048×1536/1600×1200/1280×960/1024×768/640×480ドットで、プリント拡大モードでは画素補間によって3200×2400/2816×2112ドットで記録できる。このモードは画質向上を謳っているわけではなく、同社でも“大判(A3以上)での印刷の際などに有効”としている程度なので、A3未満のプリンタユーザーならばとくに利用する必要はないだろう。



SHQモードとプリント拡大モードの比較。それぞれ320×480ドットにトリミングしたもの。プリント拡大モードのほうが当然ながら大きく撮影されているが、画像を拡大して記録しているだけなのでディティールに関しては変わっていない。

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