マイクロソフト(株)は18日、同社のインターネット総合情報サイト“MSN”で提供している無料メールサービス“MSN Hotmail”に新機能を追加したと発表した。同日付けで提供を開始する。“Hotmail ホーム”画面の新設、迷惑メール処理の強化、“クイック アドレス リスト”の追加など。
“Hotmail ホーム”は、送受信メール数や新着メール数、MSNメッセンジャーの登録メンバー表示、MSNおすすめサイトへのリンク、検索機能などをまとめたページ。迷惑メール処理では、スパムメールやジャンクメールを迷惑メールフォルダに振り分け、直接受信トレイに配信しないようにしたほか、“低、高、知人のみ(受信)”の3段階のレベルで振り分けることができるようになった。クイックアドレスリスト”は、特定のメールアドレスやグループをあらかじめ5件までリストにして宛先を簡単に選択できる機能。併せて、ユーザー調査の結果を反映し、受信トレイ、新規作成、アドレス帳をタブで表示し、ワンクリックで移動できるようにするなど、ユーザーインターフェースを変更した。
同社では、ウェブがユーザーの生活の一部になるビジョン“Everyday Web”の実現に向けて幅広いサービスを拡充していくとしている。