このページの本文へ

NTT西日本と東宝、光アクセスラインを用いた映画館への映画配信実験を開始

2001年07月18日 16時56分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

西日本電信電話(株)(NTT西日本)と東宝(株)は17日、NTT西日本の光アクセスラインを用いて、映画コンテンツを映画館に配信する実証実験の実施を開始したと発表した。実証実験の実施期間は、同日から2002年3月31日まで。

同実証実験は、エヌ・ティ・ティ スマートコネクト(株)内のデータセンターから、東宝の直営映画館(梅田スカラ座など)に設置した映画コンテンツ受信サーバーへ、最大1Gbpsの光アクセスラインを用いて、映画コンテンツを配信するというもの。配信される映画コンテンツは、20日から東宝洋画系で公開される宮崎駿監督作品“千と千尋の神隠し”で、従来のフィルム製作ではなく、フルデジタルで製作された。実証実験は、大容量の映画コンテンツを高速配信した場合のネットワークセキュリティーを検証する“第1段階”と、データの送達確認・認証方式などを技術開発/実証を行なう“第2段階”に分けて実施するとしている。今回の実施期間では、第1段階までを行ない、第2段階は今秋実施の予定。

具体的な実施内容は、第1段階でデータセンター内と映画館内に設置されたサーバー間の転送速度や、転送後のデータ品質を検証。第2段階でセキュリティー低下を防止する“認証コンポーネント”、転送後のデータ品質を確保する“送達確認コンポーネント”、多様な速度での通信を管理する“異速度通信コンポーネント”の開発/実装/検証を行なう。両社の役割分担として、NTT西日本がデータセンター/アクセスラインの構築、研究開発項目の検証を、東宝が映画館/特殊映写デジタル機器の提供、映画コンテンツの提供/映写を行なうという。なお、同実証実験は、総務省の外郭団体である通信・放送機構(TAO)からの委託により実施するとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン