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三省堂、清時代の字典『康煕字典』のCD-ROM版を発表

2001年07月18日 16時53分更新

文● 編集部

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(株)三省堂は16日、中国の清時代の字典『康煕字典』を日本語環境のパソコンで検索/閲覧できるソフト『e康煕字典 日本語版 CD-ROM』の販売を10日に開始したと発表した。価格は2万8000円。

『e康煕字典 日本語版 CD-ROM』『e康煕字典 日本語版 CD-ROM』

『康煕字典』は、300年前の中国の清時代に編纂された官製の字典で、以後の辞典編集の規範となり、日本のほとんどの漢和辞典も影響を受けているという。各種の版本が刊行されており、一般に流布しているのが『同文書局版』であるという。同製品は、同文書局版を元に康煕字典の4万7000字を収録し、元版を画像データとして閲覧可能。また、漢字の部首/総画数/筆順のほか、日本語の音訓/中国語のピンインでも検索できるという。対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000。動作環境は、Pentium-233MHz以上のCPU、32MB以上のメモリー、空き容量430MB以上のHDDを搭載したマシン。

漢字検索の画面
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