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17×17cmの極小FlexATXマザー第2弾が登場!!

2001年07月13日 22時38分更新

文● Jo_Kubota

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P6F209
「P6F209」

 昨年登場したShuttleの17×17cmマザーボード「FV22」の後継製品「FV24」が19×17cmと若干大きくなってしまったのは既報のとおり。そこに、久しくリテール市場で名前を聞かなかったFreetechからFV22と同サイズの極小さが光る「P6F209」が現れた。これはソンチアジャパンの「NewBaby」や創朋の「THIN-800E」などのベアボーンキットに使われているマザーボードだ。


特殊なバックパネル部。FV24と同様、専用のパネルが付属している。このパネルはかなり分厚く、しっかりしたつくりになっているのが目を引く
バックパネルバックパネルバックパネル
CPUソケット周り
CPUソケットのすぐ脇にチップセットのヒートシンクがある。このため先日登場したCeleron-900MHzの純正ヒートシンクは取り付けが厳しいかもしれない。PentiumIII-1GHzのヒートシンクは間違い無く取付け不可能

 もちろんP6F209のフォームファクタはFlexATX。チップセットはShuttleのFV24と同じVIA PL133(North Bridge“VT8604”+South Bridge“VT82C686B”)が採用されている。オンボード機能はビデオ、サウンド(VIA VT1611A)、ネットワークコントローラ(Realtek“ RT8139V”)、IEEE1394コントローラ(“FW325”)となっており、FV24とほぼ同じだ。両者の違いは下記のとおり。


FV24とP6F209の違い
FV24P6F209
CPUソケットSocket370Socket370
チップセットVIA PL133VIA PL133
ビデオ機能内蔵(ProSavege)内蔵(ProSavege)
IDEUltra ATA/100対応Ultra ATA/100対応
PCIスロット1本1本
DIMMスロット2本2本
ネットワーク機能10/100Base-TX10/100Base-TX
IEEE13942ポート1ポート
テレビ出力S/コンポジットなし
サウンド機能AC'97コーデックAC'97コーデック
基板サイズ19×17cm17×17cm
\15,800

 機能面では若干ではあるが、FV24の方が豊富だ。しかし小さなマシンを作る上で重要なサイズはP6F209の方が小さい。また気になる価格はクレバリー3号店で1万5800円と、FV24の平均価格よりも若干安価。FlexATXマザーの選択肢が増えた点はユーザーにとって嬉しい限りだが、より多機能な方か、はたまたより小さい方かで、どちらにするか悩む人が増えるかも?



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