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東芝、250Mbps対応のデジタル家電用光トランシーバーを発売

2001年07月13日 19時12分更新

文● 編集部

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(株)東芝は13日、デジタル家電機器同士を結び高速データ通信を行なう光トランシーバー“トスリンク”の新製品として250Mbpsの伝送が可能な『光トランシーバ TODX2402』を製品化すると発表した。8月にサンプル出荷を開始し、10月に月産20万個規模で量産を開始する。サンプル価格は2500円。

『TODX2402』『TODX2402』

『TODX2402』は、“SMAT”(※1)が制定したプラスチック光ファイバー(POF)用光コネクターの“SMI型光コネクタ”仕様に対応した製品。LEDの駆動回路と波形成形回路を内蔵し、250Mbpsで20mまでの全二重光通信が行なえる。電源電圧は3.3V。日本電気(株)の物理層LSI『μPD72880』と三菱レイヨン(株)製のプラスチック光ファイバー『エスカメガ』を使用して、IEEE1394のS200信号で20m、S100信号で50mまで伝送できることを確認したという。

※1 SMAT(SMI connector Mutual AssociaTion) :情報家電を対象にしたPOF用小型光コネクターの共通仕様の作成のため設立したコンソーシアム。国内7社(松下、ソニー、東芝、日立電線、日本モレックス、SMK、大宏電機)で準備を進め、1999年6月に設立。現在の参加企業は海外含め28社。

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