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日本IBM、パソコンで使える点訳英和辞典を発表――希望者に無償貸与

2001年07月12日 16時38分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は12日、視覚障害者がパソコンで利用できる点訳版『小学館ランダムハウス英和大辞典 第2版』((株)小学館発行)を発表した。23日から、希望する視覚障害者に非営利団体である点訳辞書推進委員会が無償貸与する。

ノートパソコンと点字表示装置
ノートパソコンの下に見えるのが点字表示装置(ピンディスプレー)。
点字表示装置の表示部
点字表示装置の表示部

点訳版『小学館ランダムハウス英和大辞典 第2版』は、点訳辞書推進委員会の呼びかけにより、小学館の協力を得て、点訳ボランティア約120名が3年がかりで点訳した辞典を、同社がパソコンで利用できるようにしたもの。英単語をキーボードから入力すると、パソコンに接続した点字表示装置(ピンディスプレー)に、和訳が点字の形をしたピンとして浮き出る。指でそれらのピンに触れることで、点字を読むことができる。収録語数は34万5000語。点字プリンターで印刷し製本すると約800巻8万ページにもなるという。パソコンでの使用を可能にしたことで、収納スペースを削減でき、辞書引きの手間が軽減できるという。

辞書見出し語検索を実行中の画面
辞書見出し語検索を実行中の画面

申込受付は、点訳辞書推進委員会が行なう。住所は、〒651-0062 神戸市中央区坂口通り2-1-18 兵庫県福祉センター4階 点訳ボランティアグループ連絡会気付。電話番号は、TEL.078-261-8455(月曜日と金曜日 10:00~16:00)。

同社は、視覚障害者につきまとう“情報の不自由”についてITを利用して解決する方法を探る“てんやく広場”を'88年に発足以来、パソコンで利用できる点訳辞典『プログレッシブ英和中辞典 第2版』(小学館)、『大辞林 初版』((株)三省堂)、『プログレッシブ和英中辞典 第2版』(小学館)、『光村国語学習辞典 第3版』(光村教育図書(株))を発表している。

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