セガ/AM2 of CRIは今週から「バーチャファイター4」(以下VF4)のロケテストを全国でいっせいにスタートさせた。アキバではCLUB SEGA 5Fで、8台の筐体が稼働中だ。5月に一度池袋GIGOで開発途中版のロケテストが行われていたが、今回のロケテストで稼働しているVF4は「ほぼ製品版と同じもの」(AM2 of CRI)。VF4の目玉ともなっているネットワーク機能“VF.NET”の、サーバ側のテストを全国規模で行うのが目的だという。あくまでテストとはいえ、7月下旬稼働予定のVF4をいち早く体験するチャンスがアキバのゲーマーにももたらされたわけだ。待っていた人は少なくないだろう。
ちなみにVF.NETとは、文字どおり“VF4ユーザー用のネットワークサービス”。プレーヤーの名前やキャラクターの戦績などが書き込まれた専用の磁気カード(別売り)を筐体のカードスロットに差すと、そのデータは現在テスト中の外部サーバによって一元管理される。そしてそのデータをもとにしたコンテンツが、iモード用としてリアルタイム配信されるのである。
これにより、VF.NETを利用するユーザーは、全国ランキングや戦法指南などパーソナルな情報から、「どこの地区で対戦が盛り上がっているか」「自分のレベルにあったプレーヤーが多い地区はどこか」などといったコミュニティに関する情報、各種ニュースなどを、どこからでも入手できるようになる。サービスは正式稼働よりいち早く、13日(金)開始予定だ。
CLUB SEGA秋葉原