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ソニー、楕円曲線暗号回路搭載の非接触ICカード用LSIを開発

2001年07月11日 16時47分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は10日、PKI(Public Key Infrastructure:公開鍵基盤)に対応した非接触ICカード用LSI『CXD9678』を開発したと発表した。

『CXD9678』の回路構成
『CXD9678』の回路構成

同LSIは、独自開発の楕円曲線暗号回路を搭載し、ECDSA署名生成/検証、ECDH鍵交換などのPKI用の公開鍵暗号アルゴリズムを高速/低消費電力で処理できるという。記憶回路として、マスクROM(48KB)/RAM(3KB)/不揮発性メモリー(9KB)を搭載。公開鍵暗号の鍵長は、160/192/224bitに対応。楕円曲線暗号方式では、224bitの鍵長でRSA暗号方式の2048bitに相当するとしている。消費電力は9mW(暗号モード)で、通信速度は22.9/426.8kbps。同LSIを搭載した非接触ICカードは、通信距離約7cm/鍵長160bitでの署名生成を約100m秒で処理可能という。同社では、金融アプリケーションや個人情報管理などでの用途を見込んでいる。

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