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NTT-X、Eテスティングソフト『Perception』を発表

2001年07月10日 22時28分更新

文● 編集部 中西祥智

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(株)エヌ・ティ・ティ・エックスは10日、インターネットやイントラネットを利用してテストを行なう“Eテスト”事業において英Question Mark Computing社と提携し、同社のテスティングソフト『Perception(パーセプション)』を日本語化して販売すると発表した。Question Mark Computing社は、テスティングソフトウェアの分野で、世界No.1のシェアを誇るという。

NTT-X取締役の福原美三氏は、EラーニングやEテストといったシステムについて「オールドエコノミーに属する企業は業務に関係はあるが付け足しのようなものだと考えていた。しかし、ニューエコノミーでは、知識を中核とした事業の根幹であると認識している。どうやってナレッジワーカーを獲得し、育成していくかが企業にとっての課題になりつつある」と、それらシステムが企業にとって非常に重要なものになりつつあるとしている。

NTT-X取締役 福原美三氏NTT-X取締役 福原美三氏

福原氏によると、昨年から今年にかけて、さまざまな分野の多くの企業が問い合わせをしてくるようになったが、昨年までは「Eラーニングとは何か?」という質問が多かった。しかし、今年に入ってからは具体的な引き合いのウェイトが増加してきたとしている。そして、企業の営業ノウハウなどをNTT-Xへの受託製造だけでなく、社内で内製したいという要望に応える形で今回の発表になった。

NTT-XのEラーニング製品『イーキューブ・ラーニング』はウェブベースのトレーニングシステムで、ビジネスマンを中心に7月現在で4万人以上に利用されているという。その『イーキューブ・ラーニング』と比較して『Perception』には安価で短期間に教材を作成できるというメリットがあるという。

具体的な手順
『Perception』の具体的な手順

具体的な手順としては、“Question Manager”および“Session Manager”上で問題作成者がほかのソフトで作成したコンテンツを取り込むなどして問題を作成し、“Perception Manager”に登録する。テスト管理者は“Security Manager”で受講者の登録やスケジュールの管理を行ない、“Perception Manager”からテストを配信、“Enterprise Reporter”でテスト結果を分析する。受験者は、ウェブブラウザーのみでテストが受験可能。

また、『Perception』の日本語化はNTT-XとQuestion Mark Computing社が共同で行ない、国内販売などはNTT-Xが行ない、Question Mark Computing社が販売・システム運用ノウハウを提供する。

『Perception』は、イントラネットでの利用向けの単体販売と、ASPとの2方式で提供する。同社では2002年度末までに5億円の売り上げを見込んでいるが、そのうち3~4億円が単体販売、1~2億円がASPでの提供になるとしている。ただし、将来的にはASPが主流になると予想している。

対応するOSはWindows 95/98/NT/2000。価格は単体販売が60万円から、ASP型は8月提供予定で価格は未定。提供開始時期は英語版が7月、受講者画面の一部をローカライズしたバージョンが8月、日本語版が12月となっている。

なお、すでにデルコンピュータ(株)がサポートエンジニアのスキル向上に導入を決定しているという。

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