(株)マクロミル・ドット・コムは9日、政党のプロモーション活動(ホームページとテレビコマーシャル)に関しての認知度とイメージ調査を実施したと発表した。調査期間は6月26日と27日の2日間。インターネットで全国の成人男女1033名にアンケートを行なったもの。
それによると、回答者の支持政党は、「自民支持」が18.8%、「民主支持」が6.3%で、「特定の政党を支持していない」が67%となり、インターネットユーザーでは無党派層が非常に多いという。
ホームページでは、「政党のホームページに1回もアクセスをしたことはない」という回答が63.4%と多く、アクセスしたことがあるユーザーの比率では、自民党が33.7%、民主党が13.5%、自由党が7.8%、公明党が5.4%、日本共産党が4.8%、社会民主党3.5%と続く。ホームページのコンテンツとデザインでは、自由党の評価が高かったという。
また、政治家別では、官邸ドットコム(小泉総理)が45.4%とケタ違いに高く、以下、加藤紘一5%、小沢一郎4.5%、菅直人4.3%、鳩山由紀夫4.3%などとなっている。
政党のテレビコマーシャルの認知度については、自民党が87.1%、自由党50.8%、民主党50.1%、公明党46.5%の順。自民党は唯一、CMにより他党の支持者を引き込んでいるという(民主党支持者の20%、自由党支持者の30%)。