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NEC、ADSLモデム内蔵ルーターとBluetooth対応マルチモバイルカードを発売

2001年07月09日 18時47分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は9日、“WARPSTARΣ(ワープスターシグマ)”シリーズの新製品としてADSLモデムを内蔵したブロードバンドルーター『AtermWB65DSL』を発表した。併せて、携帯電話/PHSとBluetoothに対応したマルチモバイルカード『AtermRC55BT』を発表した。価格はオープンで、8月1日に出荷開始。

『AtermWB65DSL』
『AtermWB65DSL』(左が本体、右がUSBタイプの子機『AtermWL11U(W)』、手前がカードタイプの子機『AtermWL11C』)

『AtermWB65DSL』は、下り1.54Mbps対応のADSLモデムによりADSL回線に接続できるほか、ターミナルアダプター(TA)やアナログモデムを接続すればISDN/アナログ回線にも接続でき、ADSLによる常時接続とダイヤルアップ接続を使い分けられる“マルチライン機能”を搭載する。ADSLモデムは切り離し可能でスプリッターが付属する。100BASE-TX/10BASE-T対応の4ポートスイッチングHubを内蔵し、USB経由でのLAN接続も行なえる(1ポート)。フラッシュROMによるオンラインバージョンアップにも対応する。

また、アプリケーションごとにTCP/UDPポートの設定を行なえる“アプリケーションプロファイリング”に対応。TAのように接続や切断の操作が行なえ、つなぎっぱなしにならないように設定できるソフト『アクセスアップマネージャ』が付属する。対応OSは、Windows Me/2000/98 SE。

本体サイズは、幅70×奥行き157×高さ181mm、重量は約630g。電源はAC100Vで、消費電力は最大約13W。

製品には、LANカード『AtermWL11C』を装着して無線接続に対応した『AtermWB65DSL』のほか、子機を“カードタイプ”の『AtermWL11C』と“USBタイプ”の『AtermWL11U(W)』から選べるセットモデルとして『AtermWB65DSLワイヤレスLANセット(カードタイプ)』、『AtermWB65DSLワイヤレスLANセット(USBタイプ)』の2製品を用意する。

『AtermRC55BT』
『AtermRC55BT』

『AtermRC55BT』は、携帯電話(PDC)/PHSとBluetooth(1.0B)に対応したPCカード(Type II)。モバイル環境では付属のケーブルで携帯電話(9600bps)/PHS(64kbps/32kbps)と接続してネットワークに接続でき、屋内ではBluetooth対応のTA経由でインターネットにアクセス可能な“マルチモバイルカード”。対応OSはWindows Me/2000/98 SE。折り畳み式のアンテナと状態表示用のLEDを搭載する。電源は5Vで、消費電力は最大約630mW。本体サイズは、幅109.6×奥行き54×高さ9.3mm、重量は約50g。

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