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中国風? インターネットカフェ“888”が歌舞伎町にオープン

2001年07月06日 22時26分更新

文● 編集部 中西祥智

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中国風インターネットカフェ“888(はちはちはち)”が、7日にオープンする。場所は新宿区歌舞伎町、西武新宿駅前“東京中国娯楽城”の地下1階。“東京中国娯楽城”の1階は中国料理店“中華民族料理村”、2階はカラオケになっている。

“888”店内
“888”店内
“東京中国娯楽城”“東京中国娯楽城”

マネージャーの陳 玉慶(ちんぎょくけい)氏によると、その地下1階は以前、ナイトクラブだったという。しかし、中国語で楽しめるインターネットカフェを作ってほしいという、中国人留学生たちの要望に答え、また陳氏もインターネットに可能性を感じており、店内を改装してインターネットカフェとなった。すでに6月から、主に中国人留学生向けに開放していたが、今回、正式にオープンとなった。

約20人の人々が集まった
18時の時点で、約20人の人々が集まっていた。陳マネージャーによると、この時間帯以降どんどん増えるという

店名が“888”なのは、中国語で“8”(Pa)は“発”(Pa)に通じ、縁起のいい数字であるためだという。“888”は年中無休、24時間営業で、料金は15分100円、1時間380円、10時間以上は3000円で、フリードリンクとなっている。また、7、8日はオープン記念で1時間無料、そのあとも日本人向けの中国語講座やパソコン講座など、さまざまなイベントやキャンペーンを行なう。

オンラインゲームで対戦していた
オンラインゲームで対戦していた。RPGではなく“Age of Empire”のような中国のゲームだったが、タイトルは不明
Windowsも当然中国語版
Windowsも当然中国語版

店内には40台のパソコンが並ぶ。インターネットとの接続は、東日本電信電話(株)のフレッツ・ADSLで行なっている。10月には、NTT東日本の光ファイバー接続サービス“Bフレッツ”に切り替える予定。

上海からきたという留学生は「中国語が話せて中国語で文字を入力できるインターネットカフェができてうれしい」と話した。しかし、日本で生活するのはいろいろと大変なようで、大学を卒業したら中国に帰るという。

陳 玉慶マネージャー陳 玉慶マネージャー

陳氏は「インターネットの時代に、国籍は関係ない。中国人留学生だけでなく、中国の文化や人々に興味のある日本人にも大勢来てもらい、中国人と日本人との交流の場にしていきたい」との抱負を語った。

これは1階の“中華民族料理村”
これは1階の“中華民族料理村”。料理は一皿が小でだいたい500円台、大で1000円台。しかし、399円のサービス定食があり、麻婆丼など4種類の丼から1種類を選択、スープとデザートがついてくる。かなりのお勧めである

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