快適操作と満足の画質
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撮影サンプル1。元画像は2048×1536ドットだが、掲載用に640×480ドットにリサイズしている。発色は明るく彩度は高いものの、鮮やかすぎるというほどではない。 |
操作性に関してはほぼ文句はなく、液晶表示メニューや撮影時の画面表示とも、多くの機能/情報があるにもかかわらず簡潔で見やすい。動作も軽快で、起動からファーストショットまで約5秒、撮影間隔も1秒強と、まずまずの速度となっている。
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撮影サンプル2。2048×1536ドットを640×480ドットにリサイズ。ワイド側での撮影だが周辺歪みがあまり目立っていない。露出は自動で撮影しており、照り返しのハイライトが明るく飛ばないようにアンダー気味となり、全体的に暗めの画像となっている。 |
撮影した画像に関しては、ノイズも少なく、階調表現も良好だが、フォーカスが甘く感じられるソフトな絵作りだ。若干不自然にも思える彩度の高い発色だが、メニュー設定で「彩度」(低/標準/高の3段階)を低くしたほうが、より自然な色合いとなる。
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撮影サンプル2の上部を640×480ドットにトリミングした。若干ノイズが見られ、シャープネスに欠ける印象を受けるのが残念。 |
2001年になって、“IXY DIGITAL”を意識した、コンパクトデジタルカメラが続々と投入されている。小さなボディに光学3倍ズームと334万画素CCDを収め、高い画質と豊富な機能を持つオプティオ 330は、数あるコンパクトデジタルカメラのなかで、もっともお勧めしたい製品だ。
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マクロモードでの撮影。1536×2048ドットを480×640ドットにリサイズ。発色は好みが分かれるところだが、鮮やかすぎるというほどではない。 |
ペンタックス オプティオ330の主な仕様
撮像素子 |
1.8インチ334万(有効324万)画素原色CCD |
レンズ |
f=7.6~22.8mm(35mmフィルムカメラ換算:37~111mm相当)光学3倍ズーム、F2.6~4.8 |
記録媒体 |
CF(TypeI) |
シャッター速度 |
約1/2000秒~約15秒 |
絞り |
W:2.6/5.0、T:4.8/9.2 |
記録画素数 |
2048×1536/1024×768/640×480ドット |
動画記録 |
最大30秒、Motion JPEG準拠 |
液晶モニタ |
1.6インチTFT |
電源 |
専用リチウムイオン充電池 |
本体サイズ |
92(W)×31~34.5(D)×59(H)mm |
重量 |
205g(本体のみ) |