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NTT Com、会話しながらデータ通信が可能なサービス“OCNボイスモード”を提供

2001年07月05日 19時49分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は5日、 同社が提供するインターネット接続サービス“OCNダイヤルアクセス”および“OCN ADSLアクセス”のオプションサービスとして、VoIP技術により音声とデータを統合した通信が可能な“OCNボイスモード”を提供すると発表した。8月中旬のサービス開始に向けて4日に総務大臣へ認可申請および届け出を行ない、申し込み方法などの詳細はOCNホームページなどに掲載する。

“OCNボイスモード”は、GUIによる『専用ボイスソフト』をパソコンにインストールすることで、同オプションサービス契約ユーザーのパソコン同士で利用できるほか、契約ユーザーが指定した一般加入電話の1電話番号へダイヤル通話を行なえる。

パソコン同士またはパソコンから一般加入電話で利用可能な機能として、接続相手のニックネームなどをアドレス帳へ登録できる“アドレス帳機能”と、接続している仲間をワンクリックで呼び出す“クリックtoダイヤル機能”を提供する。パソコン同士だけで利用可能な機能として、アドレス帳に登録している相手の接続状態を表示する“接続状態表示機能”、通話しながらパソコン上の画像ファイルなどを送受信できる“ファイル転送機能”、通話しながらリアルタイムに文章を送受信できる“テキストチャット機能”、URLを送受信後、ワンクリックでウェブ画面を表示できる“ Web画面共有”、音声メッセージを電子メールに添付して送信できる“ボイス添付メール機能”、通話中の音声や伝言などをファイルに保存する“通話中録音機能”を提供する。“ボイスモード番号”と“パスワード”による認証を行ない、NTT Comサーバーで接続管理を行なうほか、着信拒否機能も提供する。

料金は月額300円。パソコン同士の場合は契約サービス内で自由に利用でき、一般加入電話へのダイヤル通信の場合は公衆網接続料(25円/3分)で利用できる。同オプションサービス契約ユーザーには、10月の請求分まで月額使用料を無料にするキャンペーンを実施する。

なお、今後同社では、音声認識技術により、加入電話や携帯電話からインターネットに接続し情報を音声として入手できる“Vポータルサービス(仮称)”や、“音声コマンド”でインターネットが利用できる“ボイスプロンプトサービス(仮称)”を順次提供していく予定としている。

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