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インターネット協会が財団法人に

2001年07月03日 21時00分更新

文● 編集部

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電子ネットワーク協議会と日本インターネット協会の統合により3月に設立された団体であるインターネット協会は3日、7月1日付けで総務省および経済産業省から公益法人設立許可を得たことで“財団法人インターネット協会”(Internet Association Japan/略称IAjapan)となったと発表した。

主要役員は、理事長が富士通(株)代表取締役社長の秋草直之氏、副理事長は(株)インターネット戦略研究所代表取締役会長の高橋徹氏、グローバルセンター・ジャパン(株)代表取締役社長の岡田智雄氏、Internet Content Rating Association理事の国分明男氏、(株)インターネット総合研究所代表取締役所長の藤原洋氏など。

同団体は、オープンな検定フレームワークに基づく利用知識検定、技術知識検定などの各種検定試験の実施を通じて、社会人、家庭人、青少年など、国民すべてが安心してインターネットを利用できるようにするためのインターネットリテラシー向上のイニシアティブを取っていきたいとしており、高度な専門知識を要する専門家育成にも取り組む。

また、インターネットホットライン連絡協議会やネットワーク音楽著作権連絡協議会のような団体間の連絡組織における活動の推進、IPv6プロトコルのような新技術規格の普及の推進なども引き続き行なうとともに、“IETF(Internet Engineering TaskForce(”、“W3C(World Wide Web Consortium)”などの国際組織における活動と連携することによって、日本のインターネット普及推進の原動力となれるように努めるとしている。

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