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タクシア(株)、(株)ACCESSのパートナープログラム「AAA」に参加

2001年07月03日 14時58分更新

文● 編集部

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組み込みLinuxを開発するタクシア(株)は6月27日、携帯電話用ブラウザなどの開発を行なう(株)ACCESSのパートナープログラム「AAA(ACCESS Advanced Alliance)」に、「Associate Partner」として参加し、共同でマーケティングを行なうことを発表した。

ACCESSの「AAA」では、パートナーを

  1. Premier Partner……ACCESSが提供するキットで製品レベルの実装を完成させ、ACCESSでのCertificateを完了したパートナー
  2. Associate Partner……ACCESSが提供するキットでデモレベルの実装を完成させ、ACCESSの評価が完了したパートナー
  3. Member……ACCESSが提供するキットで、自社製品との組み合わせを検討するパートナー
  4. Authorized System Integrator……ACCESS製品の移植やカスタマイズなどの受託開発を行なうパートナー
  5. Authorized Distributor……ACCESS製品をバンドルまたは単体で販売するパートナー

の5段階に分け、開発ツールやロゴを提供するほか、製品プロモーションでの協業などを行なう。今回の参加により、ユーザーはタクシアの組み込みLinux『TASTE』のブラウザとして、『Nanozilla』だけでなくACCESSの『NetFront』を利用することも可能になる。

タクシアのWebブラウザ『Nanozilla』は、『Mozilla』をベースにした、インターネット・アプライアンス向け製品。HTML 4.0やCSSに準拠し、Javaや各種プラグインにも対応している。一方、(株)ACCESSの『NetFront』は、HTML3.2に対応した、『Nanozilla』より小型で軽い組み込み機器向けWebブラウザで、家庭用ゲーム機やカーナビゲーション、セットトップボックスなどに採用されている。また、Compact HTMLに対応した『Compact NetFront』は国内の携帯電話に採用されている。

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