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DynaBook V2/470PMC

DynaBook V2/470PMC

2001年07月02日 21時00分更新

文● 南

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DynaBook V2/470PMC

東芝

オープンプライス

液晶を閉じたときに、先端部(開く側)が細くなったくさび形の独特なフォルムを持つ「DynaBook Vシリーズ」。その最新モデルが、Mobile PentiumIII-700MHzにCD-RW&DVD-ROM両対応のコンボドライブを持つ「DynaBook V2/470PMC」と、Mobile Celeron-700MHzにCD-ROMドライブ搭載の「同 V2/470CRC」だ。ここでは、上位モデルをピックアップして紹介する。

映像、音声の再生を重視した軽量A4ノートPC

DynaBook V2/470PMCの両側面
前面に向かって細くすぼまっていくなだらかな曲線が、スタイリッシュなボディを演出している。FDDは内蔵しないが、オプションでUSB接続の外付けタイプ(1万5000円)が販売されている。
 東芝のA4ノートPCのラインナップは大きく分けて、HDD、光ドライブとともにFDDも内蔵するオールインワンタイプの「DynaBook Aシリーズ」と、A4サイズながら携帯を意識して内蔵FDDを省略するなど薄型・軽量化を図った「同 Vシリーズ」、徹底的に低価格化を推し進めた「同 Tシリーズ」の3つがある。
 ここで紹介するのは、Vシリーズの中の上位モデル「DynaBook V2/470PMC」だ。先代の「DynaBook V1/470PMC」とハードウェアスペックに変更はないが、ビジネスソフト「Office XP Personal」をはじめ、プリインストールソフトが最新バージョンに更新されている。



DynaBook V2/470PMCのキーボード
キーボードは、このクラスで標準的なキーピッチ19mmタイプ。キーストロークは2.7mmあるが、クリック感が乏しいのが難点。半透明のキートップを採用し、スタイリッシュな雰囲気を醸している。
 CPUはMobile PentiumIII-700MHz、メモリ128MB、HDD 20GBを搭載するなど、普及モデルのA4ノートとしては標準的なスペックだ。また、東芝が早くから採用し、今やノートPCでもスタンダードとなりつつある“DVD-ROM&CD-RW”のコンボドライブも標準搭載する。こちらのスペックは、CD-R書き込み8倍速/CD-RW書き換え4倍速/DVD-ROM読み出し8倍速/CD読み出し24倍速となる。
 プリインストールソフトは、IEEE1394経由で動画を取り込み、編集も可能な「MotionDV Studio」、音声認識/合成ソフト「LaLaVioce 2001」、“ドルビーヘッドフォン”対応のDVD再生ソフト「WinDVD 2000」など約30種類。ゲームは含まれないが、マルチメディア関連のソフトを豊富に取り揃えてある。



コンボドライブ
R8倍速/RW4倍速/DVD-ROM8倍速/CD24倍速のコンボドライブを本体右側面に内蔵。
 V2/470PMCの特徴のひとつが、DVD再生時に威力を発揮する1024×768ドット/フルカラーの14.1インチ「Fine Super View液晶」だ。従来のTFT液晶と比べて、応答速度が早く、視野角の広さ、コントラストの高さも上がっており、明るい場所でも黒が引き締まった鮮明な映像を表示できる。DVD-Videoの鑑賞時に重要な音声は、内蔵スピーカこそ通常のステレオだが、「ドルビーヘッドフォン」に対応しており、ヘッドフォンをつなげばドルビーデジタルの5.1chサラウンドの臨場感を楽しめる。さらに、S/PDIF(光オーディオ出力)端子も備えるので、外部デコーダやアンプへの出力も可能だ。


DynaBook V2/470PMCの天面
ヒンジ部にサブ液晶の「ナビパネル」とジョグボタンが付いている。
 もうひとつの特徴として、「ナビパネル」と「ジョグボタン」も挙げておきたい。液晶画面と本体(キーボード)側のヒンジ部分にあるナビパネルは、音楽CDやDVD-Videoのタイトルの表示、メール着信などの情報を文字で表示する液晶パネル。バッテリ残量や電源接続、バッテリの充電状態などもアイコンで確認できる。ナビパネルの右側には前後に押すレバー式の“ジョグボタン”が2基装備され、それぞれソフトの起動やボリュームの調整を行える。ソフトの起動は、標準では「CD/DVD」「デジタルオーディオ」「メール」「インターネット」の4種類が設定されているが、さらに3種類のソフトを追加登録できる。実際の操作も簡単で、ボタンを上下に動してナビパネルの表示を見ながらソフトを選択し、バーを押し込むと実行される。
 CD/DVD、デジタルオーディオを実行すると、オリジナルプレーヤ「LIVE MEDIA PLAYER」が起動。CD/DVDではコンボドライブを検索し、デジタルオーディオの場合はあらかじめ指定しているフォルダ内のファイルを再生する。再生・停止などはナビパネル左側のボタンで操作する。メールおよびインターネット(Webブラウザ)はWindows上で標準設定されているアプリケーションが起動する。ナビパネル、ジョグボタン、再生・停止ボタンはヒンジ部にまとめて配置されており、本体を閉じた状態でも使える。

 価格はオープンプライスで、店頭での実売価格は24万円前後。A4ノートでは重量が3kgを超えるものが多いが、パラレル、シリアルなどのレガシーポートや内蔵FDDを省略したため、本機は約2.6kgと軽量だ。DVD再生やビデオ編集、音楽再生などのソフトが充実しているので、映像・音声機能を気軽に携帯して使いたいユーザーにオススメできるマシンだ。



DynaBook Vシリーズキャンペーン実施中

 東芝では、DynaBook Vシリーズを購入したユーザーに対して、「USBハブ」「キャリングハンドル」「USB対応FDD」「ヘッドホン」という4種類のオリジナルアイテムのうちひとつをプレゼントするキャンペーンを行っている。応募は製品に同封されているハガキに必要事項を記入して投函するだけ。2001年9月30日消印有効だ。
 VシリーズではFDDがオプション扱いになっているためかUSB対応FDDの人気が高く、6月上旬現在で応募から発送まで1カ月以上となっている。詳細は同社Webサイトでチェックしよう。

背面
通常、A4ノートの背面にはさまざまなポートが配置されていることが多いが、「DynaBook V2/470PMC」ではヒンジ部分にバッテリが付くために、各ポートは側面に配置される。
ACアダプタ
100~240V対応のACアダプタを同梱。サイズは72(W)×138(D)×29(H)mmとやや大きめ。
バッテリ
容量3000mAhのリチウムイオンバッテリを装備し、連続2時間駆動が可能。また、底面には折りたたみ式のチルトスタンドを用意。
DynaBook V2/470PMCの主なスペック
CPU Mobile PentiumIII-700MHz
メモリ 128MB
液晶 14.1インチTFT
解像度 1024×768ドット/フルカラー
HDD 20GB
CD-RW&DVD-ROM R8倍速/RW4倍速/DVD8倍速/CD24倍速
通信 モデム
サイズ 315(W)×273.5(D)×28~46(H)mm
重量 約2.6kg
OS Windows Millennium Edition
Officeアプリ Office XP Personal

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