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NTT東日本/西日本、光・IP通信網サービス“Bフレッツ”を8月に開始

2001年06月28日 21時53分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は28日、加入者光ファイバーを利用した最大100Mbpsの高速インターネット接続サービス“Bフレッツ”を開始すると発表した。提供開始は8月1日の予定。

“Bフレッツ”は、2000年12月26日から試験サービスを行なっている“光・IP通信網サービス(仮称)”を“Bフレッツ”として本格的に提供するもので、100Mbpsアクセスメニューを追加したほか、10Mbpsアクセスメニューでは、加入者光ファイバーを複数のユーザーで利用する方式を採用し、料金を半額程度まで引き下げたという。サービスは、最大100Mbpsあるいは10Mbpsのベストエフォート型として提供し、インターフェースは100BASE-TXあるいは10BASE-T。プロトコルには“PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)”を採用する。

サービスメニューとして、アクセスラインが100MbpsでSOHO/ヘビーユーザー向けの“ベーシックタイプ”、10Mbpsの回線を複数ユーザーでシェアリングする“ファミリータイプ”、集合住宅内などで100MbpsをLANにより共同利用する“マンションタイプ”の3種類を用意する。マンションタイプで既存のLAN配線がない場合は、電話用メタリック回線を利用してLANを構築する“PNA(Phoneline Networking Alliance)”の端末機器を用意するという。

利用料金は、“ベーシックタイプ”の月額利用料が9000円で、そのほか屋内配線利用料の200円と、回線終端装置利用料の900円が必要。また、構内ケーブル(光)をNTTが設置している場合には屋内配線利用料の加算料が800円かかる。初期費用は契約料が800円で、工事費が2万7100円。“ファミリータイプ”は月額利用料が5000円となるほかはベーシックタイプと同じ。“マンションタイプ”は、月額利用料が3800円で、PNAが必要な場合はPNA利用料として月額1200円がかかる。初期費用は契約料が800円で工事費が1万1900円。PNAを利用する場合は8100円の工事費が必要。また、これ以外に“Bフレッツ”と接続するISPとの接続料が

提供地域は、NTT東日本が、試験サービス提供中の東京の一部地域(8ヵ所の収容ビル)を含む千代田区/中央区/港区/新宿区/渋谷区で、NTT西日本が大阪市の一部(6ヵ所の収容ビル)となっており、以後、順次提供地域を拡大するとしている。8月1日に受付を開始する。申し込み方法などの詳細は、フレッツ公式ページに掲載する。

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