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丸善、東京と江戸を往来できる地図ソフトを発売

2001年06月26日 15時07分更新

文● 編集部

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丸善(株)は25日、江戸の古地図を現代の地図に重ね合わせ、江戸と東京の町を行き来できるCD-ROM BOOK『江戸東京重ね地図』を26日に発売すると発表した。価格は1万4800円で、対応OSはWindows 98/Me/2000。発行元は(株)エイピーピーカンパニー。

江戸から東京へ

江戸時代の地図(下谷、上野周辺)
江戸時代の地図(下谷、上野周辺)
現代の地図(江戸時代の地図と同じ場所を表示)
現代の地図(江戸時代の地図と同じ場所を表示)

『江戸東京重ね地図』は、江戸地図(江戸御府内朱引・墨引図:安政3年版)を、資料をもとに実測地図に変換し、現代の東京の地図データとともに収録したソフトウェア。マウスでドラッグしながら江戸地図上を移動できるほか、現代地図と重ね合わせることで江戸時代との位置関係が分かるという。大名・寺社・江戸老舗・地名など2万ヵ所からの検索や、切り絵図の表示が行なえる。文春文庫の『鬼平犯科帳』に出てくる場所・人物・状況の地点を特定し、検索も可能。方位・経度緯度表示、ズームアップ・ズームイン(1:2000~1:4000)、印刷などの機能も搭載する。また、江戸探訪用の『検索データ・ブック』が付属する。

池波正太郎の『鬼平犯科帳』の検索も行なえる
池波正太郎の『鬼平犯科帳』の舞台となった場所の検索も行なえる
製品パッケージ『江戸東京重ね地図』

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