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【速報】FOMA端末『P2101V』でTV電話に挑戦――顔を大きく動かすと溶ける?!

2001年06月25日 23時13分更新

文● ポケットアスキー 伊藤咲子、協力:携帯24編集部

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今日25日より、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモによる“FOMA”の試験サービスのモニター端末の1つ、ビジュアルタイプ『P2101V』の当選者への受け渡しが始まった。カメラ機能を搭載した『P2101V』は、“FOMA”のモニター機3機種(『P2101V』『N2001』『P2401』)のうち、約60%(※1)が応募したという一番人気の機種。ところが「ソフトウェアの再調整」を理由に、ほかの2機種より配布が約1ヵ月遅れていた。

※1 応募総数は約14万7000台、応募機種はスタンダードタイプ『N2001』が30%、ビジュアルタイプ『P2101V』が60%、データタイプ『P2401』が10%

今回は、『P2101V』の小型デジタルカメラ機能の印象をお伝えする。

ビジュアルタイプは、TV電話機能が楽しめるタイプ
ビジュアルタイプは、TV電話機能が楽しめるタイプ

厚さと重さが503iの3割増し

『P2101V』は松下通信工業(株)製。26万色のカラー液晶を搭載する
『P2101V』は松下通信工業(株)製。26万色のカラー液晶を搭載する
本体サイズは、折りたたみ時で幅56×高さ104×奥行き35mm
本体サイズは、折りたたみ時で幅56×高さ104×奥行き35mm。幅と高さは503iシリーズの折りたたみタイプと同じくらいのサイズだが、厚みは…

『P2101V』は、メタリックな青とシルバーの2色に彩られた、二つ折りタイプ。アンテナを内蔵したため突起物も一切なく、二つに折りたたんだ姿は、流線型のクルマを連想させる。本体サイズは、折りたたみ時で幅56×高さ104×奥行き35mm、重さ150g。二つ折りタイプの携帯電話『N503i』や『P503is』と比べると厚さと重さが3割増している。

回転機構付きカメラで自由なアングル

メイン画面
メイン画面。電源を入れると、「FOMAカードデータ取得中」というメッセージに続いて、この画面が表示される
この写真は、画質“ファイン”、176×144ドットで記録
この写真は、画質“ファイン”、176×144ドットで記録。今回は試していないが、動画も撮影できる

まず、撮影機能を試してみることに。小型カメラは、2つ折りの間接部分についており、ケータイのディスプレーがデジカメのファインダーとして機能する。また、上下に270度動かせる回転機構付きなので、ディスプレーでモニターしながら自分の顔を撮影することも。画質は“スーパーファイン”、“ファイン”、“ノーマル”から設定し、写真のサイズは176×144ドット、352×288ドットのいずれかを選択する。

回転型カメラを搭載した携帯電話はこの機種が初。固定型より自由なアングルで撮影できるが、マナーモードに設定していても「ピピピ」という撮影音は消せない。被写体をこっそり撮影できない仕様になっている。

続いて、撮影した写真をメールで送ってみることに。メール1通につき、最大で10個のファイルを添付できる。ただし、メールの本文や署名とあわせて10KBまでという容量の制限がある。上で紹介した人物の写真で、1枚あたり2.8KB程度だ。ちなみに、パケット通信料は1パケットあたり0.05円。1パケットは128Bなので、この写真1枚あたりの通信料は約1円になる。

1通に写真を2枚添付したところ、送信まで数秒かかった
1通に写真を2枚添付したところ、送信まで数秒かかった。メールソフトが動かなくなったと勘違いして、強制的に再起動させたこともあった

TV電話に挑戦

相手のカメラ画像が全面に大きく、自分のカメラ画像が右下に小さく表示される
相手のカメラ画像が全面に大きく、自分のカメラ画像が右下に小さく表示される。カメラがモニターよりも下の位置についているので、鼻の穴が強調されがち
時々現れるブロックノイズ。顔がくずれている…
時々現れるブロックノイズ。顔がくずれている…

最後に、TV電話機能を試してみることに。

ドコモのTV電話は、IMT-2000に関する共通技術仕様開発のために設置された標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)が標準化した“3G-324”という規格に準拠したもの。今回の試験サービスでは、『P2101V』のモニター機が1200台が用意され、応募者は応募の段階で1台借りるか2台借りるか選択できた。

TV電話のかけ方は簡単で、相手の電話番号を入力し、“TV電話ボタン”を押すだけだ。電話を受ける側はさらに簡単で、“TV電話ボタン”を押すだけだ。

TV電話が繋がると、標準の状態では、相手のカメラが撮影した画像が中央に大きく、自分のカメラが撮影した画像が右下に小さく表示される。ズーム機能を使って、相手に送る画像を4倍に拡大することもできる。顔を出したくない場合は、画像の送信機能をOFFにできるほか、相手に送信する画像を任意の静止画等に替えることもできる。

通話中、時々現れるMPEG-4のブロックノイズが気になったが、相手の表情も分かり、少なくとも趣味での使用なら十分楽しめる。TV電話の連続通話時間は約65分。ACアダプターによる充電時間は約110分なので、通話したい時間の約2倍、充電時間が必要になる。ちなみに、連続待ち受け時間は約30時間、連続音声通話時間は約100分。

最後に、気になる価格についての情報を1つ。付属の資料によると、契約者の取り扱い不良によって、『P2101V』本体を全損した場合の負担額は9万6000円だそうだ。あくまで1200台しか生産しないモニター機の価格なので、そのままということはないが、製品版は、いくらで販売されるのだろう?

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