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FinePix50i

FinePix50i

2001年06月26日 00時12分更新

文● 岡田清孝

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FinePix50i

富士写真フイルム

8万8000円

富士写真フイルムの「FinePix50i」は、MP3プレーヤ機能を内蔵した薄型軽量デジタルカメラだ。同社の人気機種「FinePix40i」(2000年7月発売/標準価格8万8000円)の後継機種になる。

本体・リモコンは“MDプレーヤ”そのもの

付属のイヤフォンと液晶付きリモートコントローラをセットした状態は、携帯型MDプレーヤそっくりだ。

 FinePix50iの最大の特徴は、スタイリッシュなデザインのアルミ合金製ボディだろう。円形のレンズカバーを閉じた状態は、まさに“MDプレーヤ”といった雰囲気。FinePix40iと比べ大きさは変わらないもの、奥行きが5mm薄くなって23.5mmに、重量も約20g軽量化し、携帯性がより向上した。撮影時重量(充電池・メディア含む)は約190g。バックやポケットに入れ、常に持ち歩いても苦にならない重さだ。



付属のクレードルはトランスルーセントなデザインで、50iをセットした後に右方向にぐぃっとスライドさせることで、クレードル内側面にあるコネクタが50iの端子に挿入されるしくみ。

 本製品にはスケルトンボディの「ピクチャー・クレードル」が付属する。カメラ本体をクレードルにセットすればバッテリが充電され、クレードルのボタンひとつでPCへの画像転送ができるなど、スマートに使えるようになった。

 MP3プレーヤとしては最長約160分(128MBメディア使用時)の音楽データを記録でき、バッテリがフル充電ならば4時間の連続再生が可能。MP3データの記録は、クレードルを利用して行う。もちろんMP3エンコードソフト(Windows用:「Real JukeBox2 Plus」/Macintosh用:「Mac MP3」)も付属しているので、買ったその日からすぐ楽しむことができる。

 ボディのデザインは前モデルから大幅に変更された。最初に目立つのは、「ムーンフェイスレンズバリアー」と呼ばれる大型のレンズカバー。プッシュスライド式で開閉するので、カバンの中へ無造作に入れても、誤って開いてレンズにキズを付けてしまうトラブルを防ぐことができる。ただし撮影するためには、レンズカバーを開く、電源スイッチを入れる、といった2段階のプロセスが必要になるので少しわずらわしく感じてしまう。



基本的な操作は、背面上部にあるモード切り替えスイッチと液晶モニタ横のカーソル/決定ボタンのみ。右上の丸いのはモノラルスピーカで、ボイスメモの再生を聞くことができる(MP3再生はイヤフォンのみ)。

 操作ボタンは背面上部と液晶モニタ横にわかりやすく整理して配置されており、片手ですべての操作が可能だ。ただしボタン類が小さめなので、指の大きな人には多少使いづらいかもしれない。シャッターボタンは細めの横長な形状をしており、一般的な丸型のボタンに比べると若干違和感を感じたが、ストロークが深く実際に撮影してみると思いのほか押しやすい。



「各種設定」画面。階層化されたメニューから左右キー、UP/DOWNキーを使って項目を選ぶ。「ピクセル」は記録画素数の選択だ。

 液晶モニタは1.5インチとやや小さめだが、明るく視認性は良好で問題なく使うことができた。メニューシステムは、画面下に表示されたメニュー項目からサブメニューがポップアップするという、FinePixシリーズ共通のものだ。ほとんどマニュアルを読まなくても利用できるほどのわかりやすい作りになっているが、カーソル以外のボタンを装備せず、フラッシュモードといった撮影時に変更することの多い機能までもメニュー内で設定するようになっているため、ちょっと凝った撮影をしようと思うと操作が煩雑になってしまう。



記録画素数は4種類。ハニカム信号処理によって最大432万画素(メニューでは「4Mモード」)を実現する。最高画質で撮ると1コマの容量は約1.7MBになる。

 起動・撮影・再生とっいった一連の動作は、ほかのFinePixシリーズ同様、とても素早く、テキパキ動いてくれるので使っていて気持ちがいい。また、0.2秒間隔で最大3コマまでの連写もできるため、動く被写体を追いかけて撮影するときには便利だ。



ボイスレコーダ機能を使うと、連続最長約9時間の音声をWAVE形式で録音できる(ACアダプタ駆動/128MBスマートメディア使用時)。

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